ギラヴァンツ北九州 GIRAVANZ OKAYAMA」ロゴ

シマダノメ

low-header-bg
  • facebookアイコン
  • googlePlusアイコン
  • lineで送るアイコン
  • はてぶアイコン

シマダノメ『見たよ!聞いたよ!練習場で!』No.003

4月27日(土)のJ3第7節のブラウブリッツ秋田戦で先発出場によるプロデビューを果たした河野貴志選手。チームは惜しくも勝利を逃したが、4試合ぶりの無失点、引き分けによる勝点1の獲得に貢献したルーキーに令和初日の5月1日の練習後に話を聞いた。想像以上の饒舌ぶりに驚きながら、しかしだからこそ、デビュー戦の興奮がひしひしと伝わってきた、河野選手とのやりとりはこんな感じだった。
「緊張するタイプなんですけど、秋田戦は楽に試合に入れたんですよ。なぜか?試合が始まってすぐに自分から声を積極的に出したことが良かったのか、あるいはチームとしてボールを持つ時間が多くて、その中で自分もたくさんボールを触ることができたので、それで落ち着くことができたのか。まあ、そのへんは自分でもよく分からないんですけどね」
確かに序盤に若干の堅さは見られたがすぐに外から見る側にも冷静さが伝わるプレーを披露。武器である高さを空中戦で存分に発揮しながら、攻撃面でもタイミングの良い縦パスを入れて良いリズムづくりに貢献、小林伸二監督も「良かったと思います」と合格点を出すパフォーマンスを見せた。ただし、本人はどん欲だった。
「失点をゼロで抑えられたことはディフェンダーとしては良かったことなんですが、チームとして良い内容を見せられた試合だったので、勝ちたかった。デビュー戦を勝利で飾る。そういう締め方ができていれば最高だったんですけどね」
客観的に自分のデビューを振り返る河野選手の表情を見ながら、とても冷静な人なんだなと思ったが、その後の言葉にその考えを修正することに。
「試合をやっていて、とにかくものすごく楽しかったんですよ。サッカーやってきて良かったなーとも思いましたし。それで、負けたわけでも、勝ったわけでもないのに、なぜか試合後には泣きそうになったんですよね。理由?やっぱりデビューすることに力を注いでいた、そこに懸ける、という思いもあったからじゃないですかね」
感動のデビューをものにした河野選手だが、気持ちははすでに『2試合目』へ。今週末のザスパクサツ群馬への出場へ向けて、具体的なイメージを持ちながら練習に集中しているのだった。
「この前の秋田戦は800人のお客さんでした。今度はホームなのできっとたくさんの方にスタジアムに足を運んでいただけると思うんです。そこで皆さんに認められてもらえるようなプレーをしたいんです。勝ちたい。自分もそこに貢献したい。試合のイメージも頭の中にあるんです。ずっと無失点で行って85分、セットプレーで自分が得意のヘッドを決めて勝つ。ハハハ!調子に乗るなよって思っているでしょ?でもイメージって大事なんですよ!」
イメージを現実に。冷静、でもかなりアツい人、河野選手の2試合目にぜひ注目を。

文:島田 徹

pagetop