SDGsSDGSへの取り組み

SDGs 2024年の取り組み

❶ 健康/福祉

サッカーは子どもからシニア世代まで年齢や性別を問わず楽しむことができる競技。ギラヴァンツ北九州は、サッカースクール、大人のサッカー教室、親子ふれあい運動教室などを通して、たくさんの仲間と一緒にプレーする楽しさを体感したり、健康増進を目的とした身近な生活の場に、スポーツを取り入れていくことを目指しています。
また、地域社会の一員として、地元大学と連携した高齢者向けの介護予防教室や分身ロボットを活用した外出困難者等の社会参画を促進する取り組みをスタジアムで行い、社会との繋がりを構築します。体を動かす喜びやスポーツの楽しさを感じてもらいながら地域の皆様が心身ともに健康に過ごせるよう生涯スポーツの普及、外出困難者等の社会参画という社会課題解決にも力を入れています。

分身ロボットOriHime(オリヒメ)プロジェクト

株式会社オリィ研究所×一般社会法人先天性ミオパチーの会× NPO法人わくわーく×ギラヴァンツ北九州

すべての人に健康と福祉を

距離や障害を乗り越え孤独を解消するために開発された分身ロボット「OriHime」。
2022年9月から本格始動しました当プロジェクトは、株式会社オリィ研究所(代表取締役CEO吉藤健太朗、東京都)と一般社団法人先天性ミオパチーの会(代表理事伊藤亮、北九州市)との協働により、2024シーズンもスタジアム場内での受付業務を行う予定です。
スタジアムに設置した「OriHime」を通じて、障害や療養、介護や育児等により外出困難な方などが自宅等の遠隔地から来場者の受付等の業務を行います。当プロジェクトを通じて、外出困難者等の就労機会の創出と社会参画の促進を目指します。

➋ 教育

ギラヴァンツ北九州は、スポーツの楽しさを子どもたちに伝えていくことで、「健やかな心身」、「コミュニケーション能力」、「チャレンジ精神」を育んでいく場を提供していきたいと考えています。また、自然愛護活動を通して、社会に出て必要なチカラを育む為、「地域コミュニティとの交流」を大切に活動しています。

スクール☆ギラヴァンツ

各市町教育委員会(小学校)×公益財団法人北九州活性化協議会×ギラヴァンツ北九州×パートナー企業

すべての人に健康と福祉を

プロスポーツ選手の技術や経験にふれることで子どもたちに夢を持つことの大切さを伝えること、教育現場での経験を通じて、プロスポーツ選手として選手自身が社会性・人間性の向上を図ることの両方を目的に毎年北九州地域の小学校にトップチームの選手・スクールコーチが訪問しています。
5時間目は体育の時間の中で運動教室を実施し、6時間目は夢を持つことや夢に向かって努力することの大切さを選手が自身の経験から伝えます。 次世代を担う子どもたちを対象としてギラヴァンツ北九州を身近に感じてもらいファン層拡大を図るため、2024年はトライアルとして中学校へも訪問を予定し、継続的な事業として取り組んで参ります。

❸ 環境

「ものづくりのまち」として栄えた北九州市は、環境汚染や公害を克服してきた街。現在は、温室効果ガス排出の大幅な削減など、高い目標を掲げて先駆的な取り組みにチャレンジする「環境未来都市」として注目を浴びています。この「環境未来都市・北九州」を支えてきたのは、多くの企業の技術や市民力。ギラヴァンツ北九州も、企業としてその一助を担い、環境を守るためのプロジェクトに取り組んでいます。

NTT×Jリーグ「気候アクション」プロジェクトへの参加

NTT×Jリーグ×ギラヴァンツ北九州

すべての人に健康と福祉を

2023年よりスタートした、NTTグループとJリーグ協働のプロジェクト、「TH!NK THE BALL PROJECT™」に2024年も選ばれ、参加しています。
本プロジェクトは、NTTグループの持つテクノロジーを用いて、ファン・サポーターや市民が気候アクションに参加しやすく継続しやすいシステムをつくり、Jリーグ・Jクラブと各地域に展開することで、ファン・サポーターの皆様の環境に関する日常の行動変容を促し、地域活性化を実現するものです。

❹ まちづくり

山と海に囲まれた自然豊かな北九州地域。先人たちが守ってきたこのまちを、「住み続けられるまち」、「より魅力あるまち」にするため、地域における社会課題の解決を目指すと共に、クラブを起点としたまちのにぎわい作りに取り組みます。

農業を通じた地域貢献

苅田町×農事組合法人白川広域営農組合×苅田町こども育成連合会×ギラヴァンツ北九州

2024シーズンも苅田町×農事組合法人白川広域営農組合×苅田町こども育成連合会×ギラヴァンツ北九州の4者で、苅田町白川地区の肥沃な土と、国の天然記念物に指定されている平尾台から流れ出る水で育ったおいしい苅田白川米をつくります。
ギラヴァンツ北九州からはアカデミー選手が参加し、農事組合法人白川広域営農組合の方々に農業のノウハウを教えてもらいながら4月にU-13が種蒔き、6月にU-14が田植え、9月にU-15が稲刈りを実施し、収穫後はスタジアムでファン・サポーターの皆様へ販売いたします。
また、農業の活動前後にはアカデミー生が苅田町子ども育成連合会の小学生とサッカー体験を実施し、地域とのふれあい活動を通じて社会貢献に取り組むことを目指しています。
収穫した白川米の売上は苅田町へ寄贈し、小学生招待事業に活用していただく予定です。

❺ パートナーシップ

地域の皆様に愛されてこそのサッカークラブ。ギラヴァンツ北九州は、多くのファン・サポーターに支えられ、地域に根ざしたクラブを目指しています。また、SDGs実現のために、地域の企業や団体、学校などと一緒にパートナーシップを組み、クラブが貢献できることに挑戦しています。

食品ロスの削減と生活困窮者支援 ~フードドライブ~

家庭で余っている食品を集めて寄付する「フードドライブ活動」を実施しています。
フードドライブとは、家庭で食べきれず余っている食品を、企業・個人が持ち寄り、生活に困っている個人や福祉団体へ提供する活動です。
この取り組みで集めた食品は食事に困っているひとり親家庭の子どもたちや生活困窮者支援として様々な場所に届けられます。ギラヴァンツ北九州はこの活動を通じて、子どもたちの支援と食品ロスの削減に繋げていき、持続可能な地域・社会づくりの実現に貢献していきます。