2024.11.26
【スクール☆ギラヴァンツ 実施報告】10月23日(水)北九州市霧丘小学校/竹末小学校
霧丘小学校
[参加選手]MF11 喜山康平選手、DF22 山脇樺織選手
5時間目
子どもたちと一緒に動き、遊んで、体を動かすことの楽しさを感じてもらう時間。
運動遊びの経験が著しく減少し、子供の体力や運動機能が低下している現状で、人と関わることやコミュニケーションを育むことを目的に楽しい時間を過ごすことができました。
6時間目
選手がプロになるまでの挫折や成功体験等を含め、“夢”を持つことの大切さ、「楽しい」・「好きなこと」から将来の“夢”を見つけることのヒントを伝える時間。
慣れない先生役ではありましたが、選手にとっても大変貴重な時間となりました。
喜山選手メッセージ
兄の影響でサッカーを始め、小学生のころからJリーガーになることが夢だった。
小学5、6年生でチームが全国大会に出場し、6年生の時に全国優勝。サッカーが好きという延長で、高校卒業後18歳でプロサッカー選手になった。
野菜、ご飯をたくさん食べること、睡眠をしっかりとること、炭酸飲料を飲まないことなど、我慢してきたことも多くあるが、すべてはプロサッカー選手という夢を叶えるため。あの時の我慢や努力が、今に繋がっている。
夢や目標がはっきりと決まっていない小学生へ、
今の段階で、夢や目標はなくてもいい。何か少しでも興味のあることにチャレンジして、沢山の経験をしてほしい。
試合前には自宅のトイレ掃除をして試合に臨むのがルーティーン。辛い時は「うさぎと亀」を思い出し、亀でいいから、いつか成功できるようにこれからも頑張りたい。
山脇選手メッセージ
小学生のころにサッカーを始め、中学、高校とサッカーをするうちに「プロサッカー選手になりたい」という思いが強くなっていった。高校卒業後はプロになれず、大学へ進学。生まれ育った東京を出て、関西の大学へ進学し、大学卒業後プロサッカー選手という夢を叶えることができた。
夢を叶える為には、継続が大事。とにかくたくさん練習をして、努力し続けた。
生活の中で経験したいじめという辛い経験も、打ち込めるサッカーの存在があったから乗り越えることができた。
プロサッカー選手という夢が叶った今、次の目標は“海外でプレーすること”。
辛い時こそ笑顔で、という母の教えを胸に、常に上を目指し、夢を追い続けている。
まだまだ無限大の可能性を持つ小学生へ、これから色々な経験があると思うが、しんどい時こそ、辛い時こそ笑顔で、自分の持つ夢に向かってがんばってほしい。
霧丘小学校の皆様、貴重な機会をありがとうございました。
竹末小学校
[参加選手]DF50 杉山耕二選手、MF7 平原 隆暉選手
杉山選手メッセージ
小学校1年の頃からプロになりたいと思っていた。小学生の時から体が大きく、足が速かった。しかしトレセンなどには選ばれていなかった。クラブチームのセレクションを受け、5年からクラブチームに通う。中学時は全国大会3位の結果を残す。高校ではプロのオファーはなく、大学に進学した。大学では同期25人と共同生活し、4年時では全国4位。仲間と一緒の目標に向かっていくのがかけがいのない時間だった。みんなに伝えたいことは、目標に対して努力すること、楽しい時間を過ごすために我慢しなければならない時があること。
平原隆暉選手メッセージ
小学校のときからサッカー選手になりたかった。幼稚園の時にテレビでW杯を見て、サッカー選手がかっこよく見え、サッカーを続けてきた。体が小さく体の大きな子nいつも負けていた。セレクションで中学から強豪クラブに所属。高校時代はうまい選手がたくさんいてなかなか試合にでることができなかった。コロナの期間にサッカーのことをずっと考え練習を続けた。コロナ明けから高3の試合に出場できるようになった。皆に伝えたいことは何事も全力で取り組むこと。夢を諦めずにチャレンジすること。どんな場面でも妥協しない強い心を持った人が、最後に夢をつかむことができるのでとにかく諦めずチャレンジしていってほしい。