第5回日本オープンイノベーション大賞受賞のお知らせ 生分解性樹脂を用いた紙コップの資源循環型システムの実証実験で選考委員会特別賞を受賞

株式会社ギラヴァンツ北九州(本社:福岡県北九州市、社長 石田真一、以下「当社」)は、内閣府が主催する第5回日本オープンイノベーション大賞にて、当社と三菱ケミカルグループ株式会社様・福岡県立行橋高等学校様との共同の取り組みである、生分解性樹脂「BioPBS™」を用いた紙コップの資源循環型システムの実証実験が、選考委員会特別賞を受賞したことをお知らせします。

今般の実証試験では、当社が2021年8月22日、28日に開催したサッカーイベント「Giravanz Summer Festival 2021」に、三菱ケミカル株式会社様の生分解性樹脂「BioPBS™」を使用した紙コップ約6,500個をご提供いただきました。 そこで使用された紙コップを回収、コンポスト設備で堆肥化して出来上がった堆肥の一部は当社フレンドリータウンの福岡県行橋市にあります福岡県立行橋高等学校農業技術科で野菜の栽培に活用していただき、さらに収穫された野菜を2022年6月26日開催のカマタマーレ讃岐戦で栽培に関った学生自らスタジアムで販売、8月21日松本山雅FC戦でスタジアムマルシェ食材に使用いたしました。

今回の受賞は食品残渣と使い捨て容器の資源循環を同時に達成すると共に、地域での環境意識の向上、
資源循環による持続可能な社会の発信に貢献したこと、これからのオープンイノベーションに重要な
異色のプレイヤーの組み合わせが非常に面白く、未来的であることが評価されたものです。

<ご参考>

日本オープンイノベーション大賞ウェブサイト
https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/