2024.5.18SAT14:00
サンプロ アルウィン
AWAY
試合終了
松本山雅FC
前半
後半
ギラヴァンツ北九州
- スタジアム
- 入場者数
- 天候/気温/湿度
- 主審
- 副審
- 第四の審判員
MEMBERメンバー
REPORT試合経過
DATAデータ
COMMENT監督コメント
MANAGER
増本 浩平Kohei MASUMOTO
[試合総括]
まずは守備の点で浅川選手の動き出しや、ゴール前の質を1番警戒しクロスが上がってくると予測していたところで、最初に失点してしまったことが今日のゲームを難しくした1番の原因だと思います。本当に1つのところでゲームは決まってしまうので、そこに対してもっともっと自分たちに矢印を向けていきたいです。
相手の守備に対して、4-4-2のブロックを作ってくる中でどういう風に動かすか、どうやってひっくり返していくかというところでは、最初は固執しすぎたんじゃないかなということもありました。途中で声をかけてひとつ押し込んでもいいんじゃないか、という話をして、ロングボールから回収して押し込むという形はできたと思います。
その辺のさじ加減はもうちょっと自分たちで判断するために、我々から材料をもっと渡さなきゃいけないかなという風には思っています。
もう少しボックスに入っていく時の形、入っていった時の質は高めていかないと苦しくなってくるだろうなという風には思っています。ただ終始動かすことや、相手の嫌なことをやり続けようとする選手たちは見て取れたので、そこは好材料かなという風には思っています。最後得点のシーンはセットプレーでしたけど、追いつけたのはよかったです。あと、浮き足だった要因としてはやっぱりこのサンプロアルウィンの雰囲気であったり、お客さんが今日は約7000人、これだけ入って緑のスタジアムの中でやるということが、慣れなど含めてうちには足りなかった部分かなということではあります。永井(龍選手)・喜山(康平選手)は凱旋という形にはなるので、もっとお客さんが入っていたら、もっともっと戦いづらくなったんじゃないかなという風に思っています。
Q:後半に平山駿選手、井野文太選手を入れた辺りから非常にいいボールが入るようになったかなというような印象があります。その流れの中で最後押し切れなかったりする場面は、今日だけではなくおそらく悩みではあると思います。やりたいこととのクオリティのギャップと戦ってきているのかなというのは印象も受けましたがいかがですか?
A:やっていること、トライしていることは間違いないと思っています。そこは選手とも共有しています。最後のバイタルの質や、ボックスに入っていった時の質は本当にやり続けるしかないので、その部分の質は上げていきたいなという風に思ってます。ゲームを決め切るとか、自分がこのゲームを決めるというようなところがバイタルで必要だと思います。選手にも崩しきるとか美しい形とかじゃなくて、責任を逃れるようなパスというか、爆弾ゲームのような動かし方になってしまう時があるので、そこの大胆さも必要だよねという話は普段からしています。そこに尽きるかなと。ボール1個分のシュートコースがあって、そのタイミングで足を振ることができればシュートは入ると思っているので、その1個分のタイミングと質を上げとかないといけない。あとは出して動くなど当たり前のことですけど、そういったところが少し見て停滞してしまいます。受けられなかったから止まってしまうことがすごく多いので、その辺のアクションは今後もやり続けていこうと考えています。
Q:永井龍選手、喜山康平選手の凱旋の話がありましたが、監督も松本山雅FCのコーチをされていました。そのあたりの思いを聞かせてください。
A:僕はトップカテゴリーでここのクラブで初めて経験させてもらえたので、そういった意味ではやはりすごく強い思い入れがあります。あの時は本当に満員のスタジアムだったと思いますし、緑と言いましたけど、ちょっと席の青が目立つ部分もあったので、やっぱりもう1回そこは取り戻していと欲しいと思いますし、取り戻せるはずだとは思っています。ただ、僕は今は北九州の人間なので、北九州を真っ黄色にするためにどうするかということ、挑み続けることしか考えてません。
COMMENT選手コメント
PLAYER
井野 文太Bunta INO
Q途中出場ながらいい流れを作ったと思いますが、振り返ってみていかがですか?
A:試合を見ていて、自分が入るとしたら流れを変える部分が求められてると思ったので、どんどんボール持ったら前に仕掛けて、前を向いてフォワードを見ながら起点になることは考えていました。ただ、自分の中でも結果が出てないので、そこはもっと貪欲に狙っていかなきゃいけないなと思ってます。
Q:平山駿選手とピッチに入る時に声かけなどありましたか?
A:最近同じタイミングで入ることが多くて、そろそろ2人で息が合ってきた感じはしたので、息を合わせて点取りたいという話はしました。
Q:次のリーグ戦への意気込みをお願いします。
今日は最後追いつきましたが、次節の鳥取戦はしっかり前半からいいサッカーをして、自分たちがボールを握ってゲームを作りながら、自分たちの良さを出してちゃんと勝てるように練習からやっていきたいと思います。
PLAYER
平山 駿Shun HIRAYAMA
Q:途中出場ながら流れを作った試合だと思いますが、振り返ってみていかがですか?
A:ファーストプレーがいい形で入れたので、その流れの中で何回もシュートを打てるチャンスはあったんですけど、そこで決め切ってチームを勝たせるとこまで行きたかったです。自分のプレーでチームがいい方向に行けたというのは良かったのかなと思います。
Q:ゴールに近いプレーが多かったと思いますが、天皇杯で何かつかんだきっかけなどあるんですか?
A:普段から意識していることはゴール前に入ってくこと、自分の仕事はゴールを取ってチームを勝たせることなので。ゴール前に入っていくところだったり、シュートを打つところは意識して入って、それはできたんですけどゴールにはならなかったので、次の課題として向き合っていきたいと思います。
Q:次のリーグ戦への意気込みをお願いします。
アウェイでしたがたくさんの人が来てくれた中で勝利をお届けできなかったので、次はしっかり全員で戦って勝利を届けられるように頑張っていきたいと思います。
PLAYER
永井 龍Ryo NAGAI
Q:今日の試合を振り返ってください。
A:いつもより力が入りました。
Q:最後の最後に同点ゴールを決めましたね。
A:サンプロアルウィンですし相手が松本山雅だったので、本当に最後の0.001パーセントまで振り絞れたというところはありましたし、こういう試合を毎試合続けていかないといけない、改めてこの気持ちでやっていこうという風に感じました。
Q:まだ結果は出ていないですが、やろうとしていることは明確になっているように感じます。
A:やりながら自分たちでこういう風にしていけばいいのかなという形がだんだん見えてきてはいるんですけど、昇格争いやプレーオフ圏内に食い込んでいくためには、パスの質を1個上げないとゴールが増えないのかなと思います。得点力が課題だと思いますが、やってることは間違ってないと思いますし、監督が言っていることは体現できつつあると思うのでもう少しかなという風には思います。
Q:久しぶりに松本山雅FCに戻ってきていかがでしたか?
A:山雅の後にもいろんなクラブに行きましたけど、どうしても自分がJ2に落として出てしまったっていうのが残っていたのでやっぱり強い気持ちがありました。最後、挨拶へ行った時にあたたかく迎えていただいたので涙してしまったんですけど、改めて本当にいいチームだなと、スタジアムもそうですし、チームの方もあたたかいという風に思いました。
Q:北九州もその点は同じ感じなのではないですか?
A:本当にそうですね。自分たちも本当に整った環境でさせていただいていますし、スタジアムもいいですし、ファンサポーターもたくさんいますし、J2に上がらないと強く思っているので、今は北九州のことだけを考えて昇格したいなという気持ちが強いです