2023.11.11SAT14:00
ミクニワールドスタジアム北九州
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試合終了
ギラヴァンツ北九州
前半
後半
いわてグルージャ盛岡
- スタジアム
- 入場者数
- 天候/気温/湿度
- 主審
- 副審
- 第四の審判員
MEMBERメンバー
REPORT試合経過
DATAデータ
COMMENT監督コメント
MANAGER
小林 伸二Shinji KOBAYASHI
[試合総括]
今日はゲームの入りが良かったです。この数試合は前からのプレスが効いていました。あとミドルゾーンをどうするか、前から行くか守るか、チームによって変えてきたんですけど、だいぶ落ち着いてきているという感じがします。良いタイミングで点が取れたということが1番大きかったです。1点取られましたけど、あそこで出た嫌な雰囲気を3点目が入ったことで、少し選手は落ち着いたと思います。選手が受けることなく前からプレスをかけるサッカーをやってくれたというのはすごく良かったです。やっとホームで勝てて喜んでもらえたので、これを大事にして次のゲームに繋げていきたいです。
Q:今日の勝利を喜びつつも、現実的には19位以下というのが確定しています。それについてはいかがですか?
A:就任して行けるかなと思いつつもなかなか思うようにいかなくて。どういう状態になるかわかりませんけど、チームを変化させていくというのは選手に言っています。6連敗した後、どういう風に戦っていくか、どういうサッカーをしていくかというのは多分繋がっていくと思うんですよね。状況によって色々な戦いがあると思いますけど、準備をしていきたいと思っています。それがおそらく来年に繋がる。今年どうこうということではなくて、来年に繋がるということを選手にいつも言っていて。こういうことを経験しながらチームや個人が伸びていけばいい。それは私たちスタッフも一緒ですけど、なかなかこういう厳しい経験はないので。しっかり準備をしていこうという話はしています。
Q:厳しい順位での試合になりましたが、今日は選手にどういう声をかけて試合に臨みましたか?
A:この流れを見ると厳しいんですけど、じゃあ自分達はどういう風に変わっていくかということがすごく大事だと思っています。諦めているのではなくて、サッカーを変えていく、良くしていく。そのために良い選手を出したりメンバーを変えたり模索しながら、狙いはあってメンバーを変えたりしているんですよね。ちょっとシステムも変えたりとか。3人で持ち出したり、5人で持ち出したり。自分が就任した時は4枚で持ち出したり、色々なことをやってはいます。それが少しずつ実り選手に浸透している。そういう中でさっき言ったようにチームが変わっていく。どういう状況が待っているか分かりませんけど、どんな良いチームでもシーズン落ちていくとものすごく厳しくなっていきますから、今厳しいですけど前に進んでいくレベルであると色々な状況にチャレンジできると思います。どのような状態でもチームを変えていく、自分が変わる、チームを変えるということをひたすら言ってきていますので。振り返りもそうですし、良いところと悪いところを見て変えていく。
今日も、少し映像を見せながらこういうことができればいいなと。背後を取ってもクロスが少なかったので、今日はクロスで点が取れたりとか。右サイドは前回エボコがすごく躊躇していてメンバーから外して、今日はスタメンで使ってどういう風に出るだろうか。向こうはキーマンが左利きでいたのでどういう風に抑えるかということも一つの狙いだったんですけど。エボコの背後への飛び出しで退場が出たりとかという意味ではメンバーを変えて前に進んでいると思います。何かをやるとプラスもあるけどマイナスも出ると思うんですよね。前進させるためにはそういうことにトライしていくということはやらなくちゃいけないと思っています。そういう意味では今日の選手の活躍がすごく良かったし。(前川)大河も得点に飢えていて今日は絶対に取れる、取れると変わるという意味では本当に取ってくれたので。ただ途中からボランチに落として、もう1点くらいとれるんじゃないかなと思っていましたけど、そういう風にしていいところまで来ているんだけど点が取れない、勝てないというのがひとつこういう風に勝ってスイッチが入るといいようになることもあるので、そういう話をしました。
今シーズン2連勝したことがないので、次はそれを目標にして変えていくとチームが変わっていくと思うんですよね。あらゆる時にチーム、個人が変わっていく、伸びるということがすごく大事なことであり、シーズン通してうまくいかなかったんだけど間違いなく伸びていくと来期に繋がりますから。そういう風な言い方で送り出しました。
COMMENT選手コメント
PLAYER
岡田 優希Yuki OKADA
Q:連敗の後のホームゲームでの勝利となりましたが率直なお気持ちと、今日の試合を振り返ってください。
A:率直に言えば複雑な思いはあります。1勝しましたが、ここまでホームの声援に応えられなかったという思いはやっぱりあるし。これをもっと早くお見せできていたらという思いもあります。ただ6連敗した中で引き分けではなく勝ちを見せられたことはすごく嬉しいです。相反する感情はあるんですけど、同時にホッとしている気持ちもあります。
Q:ゴールシーンでは自ら運んで左足で決めましたが、ボールを持った時にどう攻めようと考えていましたか?
A:まず中の状況を確認していて、確かエボコと(高)昇辰が中にいてパスを1番に考えたんですけど、自分で仕掛けながら中を見るようにと思っていました。スカウティングで右にたくさん人がいるのは分かっていたので、今年は特に左も意識して練習していますし、それがうまくゴールに繋がって良かったです。
Q:背番号10を背負う岡田選手の得点はサポーターも特別な思いがあるというサポーターの話もありました。
A:個人的に考えれば、今まで積み上げてきたものを発揮するということしかピッチでは考えていないんですけど、ただ僕が10番としてピッチに立つ意味というのは今シーズン特に考えてきました。もちろん直接的に見ている皆さんに何かできることはないかもしれないけど、自分のベストを尽くすことでそうやって喜んでくれる人がいるというのは信じてやってきているので、そういう風に喜んでもらえたのはすごく嬉しいです。
Q:残り3試合に向けて意気込みとサポーターにメッセージをお願いします。
A:感動するほどありがたいというか。今年から降格があるわけで。J3で最下位というのはプロとして最下位に等しいと思っています。本来であればサポーターが声援を止めたり、そういうことがあってもおかしくない状況であると思っていて。その中でも今日ももちろんそうですし、これからも応援するという風に市民の皆さんに思っていただいていることは、個人的にもそうだしクラブにとってもこのあたたかさというのは宝だと思うので、そういった人たちの想いに応えられるように、その一心でしかないです。もちろん勝つか負けるかとか、僕がゴール取れるか取れないかというのは分からないんですけど、ただそういった勝つための姿勢だったり最後までベストを尽くす姿勢は残り3試合やり遂げることを誓いたいです。チームとしても一瞬でも皆さんと喜べるように準備していきたいと思います。
PLAYER
若谷 拓海Takumi WAKAYA
Q:今日の試合を振り返ってください。
A:自分の良さを出して早い時間で点が取れて勝てて嬉しいです。
Q:バランスよく試合を運べたと思いますが、いかがですか?
A:相方である平原選手とどんな時でもコミュニケーションを取っていこうということで話していて。そこでバランスよくボールをテンポよく回せたので良かったと思っています。
Q:前を向くシーンが多かったですが、手応えがあったのではないでしょうか?
A:前を向くシーンは多かったんですけど、その分狙うシーンが少しあってそこをしっかり通したりとか、状況を見てそこを通さずサイドにはたいてもう1回もらうとか幅広さというのも大事だと思うので、手応えもあったんですけど反省もあります。
Q:前半からチームとして幅を使いながら攻めていた印象があります。
A:そこは意識的にやっていたので良かったんですけど、状況によってもっと縦に刺すとか時間を使うとか、時間帯によって使い分けられたのかなと思っているので、そこは次の試合でもっとよくなるようにやっていきたいです。
Q:プロ初ゴールとなりましたがいかがですか?
A:ゴールは本当に嬉しいです。今日は点を取ってやるぞという気持ちが強かったので。いい感じで溢れてきたので、相手より先に触るということ思っていました。
PLAYER
高 昇辰KOH Seung Jin
Q:久しぶりの勝利ですが、今日の試合を振り返ってください。
A:いい時間帯に点を決められたので試合の入りも良かったですし、そこで追加点が取れたというのはチームに勢いをもたらしたかなと思います。
Q:今日は2得点挙げましたが、ゴールシーンを振り返ってください。
A:1点目はシュートのこぼれ球を(村松)航太君が拾って、それを見て僕が動き出して良いボールをくれたので当てるだけでした。2点目も航太君が良いボールをくれたので運が良かったかなと思います。
Q:久しぶりのホームでの勝利になりましたが、感想はいかがですか?
A:最高ですね。このために僕たちはずっと練習をしているので。まだまだ結果は全然出ていないので満足できないんですけど、とりあえず一安心です。ここからもっともっと頑張っていきたいです。
Q:現実的には19位以下が確定しています。それについて選手としてどのように受け止めていますか?
A:ファン・サポーター、フロントの方、ギラヴァンツに関わる全ての方に対して申し訳ないという気持ちが本当にたくさんあるんですけど、それでも僕たちをやり続けるしかない。このゲームまでは無得点が続いて、フォワードとしての責任はすごく感じています。もう1回気を引き締めて、あと3試合あるのでチームとしての気持ちを見せて戦っていきたいです。