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Q:一人少ない中でもできる限りの戦い方をされていたと感じました。

A:まず退場が出た時点で考えなければいけないのはこの試合をどう終えるかということでした。選手たちは勝点3を取りに行こうという気持ちで臨んでくれましたし、スタッフも同じ思いでした。ただ、失点した後に一気に崩れる可能性もあるので、0-1で終えるか、0-5になるかでは大きな違いがあります。もし負けるとしても最少失点で終えることを考えて後半に入りました。外側で数的優位を作り、深い位置からどうやって中へ入っていくかを工夫しました。そこは選手たちがうまくやってくれました。ディフェンスラインを5枚にした中で外の2枚だけでなくハーフバックも攻撃に絡めればもっと厚みが出せたと思いますし、相手も嫌だったと思います。カウンターのリスクや攻め残り選手の管理もあるので、なかなかハーフバックが前に出るのは難しかった。それでも最後の方は長谷川(光基選手)が割り切って攻撃に参加してくれて、そこに可能性を感じる場面もあったので、今後のリーグ戦に向けて活かしていきたいと思います。リーグ戦のことを考えると、もうすでに5敗してしまっていて、そこはなかなか難しいかもしれません。しかし、信じることからしか何も始まらないので、自分たちを信じてやっていきたいと思っています。

Q:前半に1人退場になりましたが堅く守れていたと思います。前半はどう乗り切ろうとしていましたか？

A:前半を0点に抑えて、ハーフタイムに整理できたら勝てる可能性は十分あると考えていました。前半は物理的に足りないのでいつも以上にハードワークすることを全体で共有しました。その中でチームとしてなるべくコンパクトに守るところを僕と(喜山)康平くんを中心になってチームで共有しました。

Q:確かコーナーキックからだったと思いますが、杉山選手のシュートブロックもありました。あの辺りはどういう意識でしたか？

A:チームとしての強みでもあるので、そこは僕が譲らずにやっていく必要があると思います。11人だろうが10人だろうが変わらずにチームのベースである部分なので、徹底できたところはよかったと思います。

Q:上位対決でしたがアウェイで1-0で敗戦となりました。この結果をどのように受け止めてますか？

A:ここから試合が進んでいく中で、1試合も落とせない状況は変わりません。勝ち続けなければ優勝は達成できないと思うので、他チームに勝点を与えてしまったことはネガティブですが、自分たちが自分たちを信じて勝点を積み上げ続けていければしかるべき場所に行けると思います。

Q:今日の試合を振り返ってください。

A:10人になった中で投入されたので、難しい試合の入りでした。自分の中では守備からしっかり入って、失点は絶対しないというイメージで入りました。

Q:自身の特徴である縦への推進力というのが非常に見えた試合だったと思いました。ご自身の評価はいかがですか？

A、外で受けた時にシュートやクロスまで行けたり、コーナーキック取ったりして貢献できたと思います。フリーキックのチャンスが何度もあったので、チャンスをものにする力をつけていきたいと思います。

Q:数的不利の中でも戦う姿勢がチーム全体として見えていました。

A:チャンスが来るのはチームの中でも言っていましたし、相手は数的有利ですが、隙があることを自分たちも感じていたので、全体で狙って行きたいと話していました。うまくいけた部分もありましたが、最後ゴールまで結びつけられなかったことがとても悔しいです。

Q:来週は天皇杯と沼津戦の2連戦です。意気込みをお願いします。

A:何がなんでも勝って、天皇杯は次に進む。絶対連敗とか引き分けは良くないと思うので、リーグ戦も勝って終われるようにしたいです。