2025.5.17SAT19:00
沖縄県総合運動公園陸上競技場
AWAY
試合終了

FC琉球
前半
後半

ギラヴァンツ北九州
- スタジアム
- 入場者数
- 天候/気温/湿度
- 主審
- 副審
- 第四の審判員
MEMBERメンバー
REPORT試合経過
DATAデータ
COMMENT監督コメント
MANAGER
増本 浩平Kohei MASUMOTO

[試合総括]
苦しい試合展開でしたが、最初のいい時間帯に先制できたことが全てだったと思います。その後は琉球さんの中盤の選手たちのうまさや、どこを狙うのかがすごくハッキリしていて、苦しい時間帯が長く続いた印象です。1-0で満足していた選手は誰一人いないと思いますし、前節もそうでしたが、先制した後に苦しい展開が続いていることは事実なので、そこはどうにか改善していかなければならないと感じています。まずは1-0で勝てたことは良いことですが、まだまだ我々は改善しなければならないこと、成長していかなければならない部分が多いなと改めて感じたゲームになりました。
Q:琉球の攻撃を0点に抑えた守備陣の働きについて、どのようにお考えですか。
A:最後のところでやらせなかったことは、確かに良かったと思います。ただ、ビルドアップの場面で、もっと安全にいけるはずのところでミスが出てしまったり、確実に処理しなければいけないところで引っかかったりしてしまい、ショートカウンターで得点を取る力のある相手に対して、その形を何度も作らせてしまったことは良くなかったと感じています。それでもゼロで抑えたというのは、選手たちが本当に強い思いを持って試合に臨んでいたからこそ表現できた結果だと思っていますし、そこは素晴らしいことだと感じています。体を投げ出して気持ちで、という部分は、選手たちが毎試合本当に体現してくれていますし、辻岡(佑真)も杉山(耕二)も体を張って守ってくれたと思いますし、ボックス付近ではダブルボランチの2人もよく体を張ってくれました。杉本(光希)がいつも1点2点を防いでくれていて、それが全体の流れを作っているのだと思います。そうした点は、これからも継続していけると良いと感じています。
Q:攻撃の面についてですが、2試合連続でゴールを決めた河辺駿太郎選手の評価をお願いします。
A:やるべきことをはっきりと伝えた中で、彼は自分の特徴をしっかり生かし得点という形で表現してくれていますし、トレーニングの中でもゴールするシーンがかなり増えてきています。素直に嬉しいですし、本当に素晴らしいと感じています。
途中から出場した渡邉(颯太)もトレーニングの内容が良かったですし、天皇杯の県予選決勝では2得点を挙げていて、彼も好調です。人選の部分は悩ましくなりますが、河辺が2試合連続で得点したという事実は、彼にとっても渡邉にとっても良い刺激になりますし、ポジション争いが激しくなることは良いことだと思います。
COMMENT選手コメント
PLAYER

辻岡 佑真Yuma TSUJIOKA
Q:本日の自身の評価はいかがですか?
A:本当にチームに助けられた試合だったと思います。
Q:押し込まれる時間帯も多かったですね。
A:キーパーの杉本選手を含め(杉山)耕二君も試合中にしっかり声をかけて、鼓舞してくれたのは、本当に助かりました。今後は自分がそのような存在になって、味方を助けられるような選手になっていく必要があると強く感じています。
Q:攻守において、特に空中戦では常に脅威になっていたと思いますが、今日の試合を振り返ってみていかがですか。
A:個人としては開幕戦以来得点が取れていないので、目に見える結果、数字を残さなければいけないと思います。そこは自分でもっと強くならないといけないという課題を感じています。
Q:今日のこの暑さの中での90分の試合を乗り越えたことは、チームにとっても大きなプラスだったと思いますが、その点についてはどう感じていますか?
A:本当に沖縄は暑かったですが、たくさんのピンチがある中でも、全員が体を張って無失点で終えることができました。チームとして一つ成長できた試合だったと思います。
PLAYER

河辺 駿太郎Shuntaro KAWABE
Q:ご自身としては2試合連続のゴールとなりました。ゴールシーンを振り返りってください。
A:前節も岡野(凜平)選手からのクロスでの得点だったので、彼がボールを持った時はより集中して準備していました。良いボールが来たので、合わせただけのつもりでしたが、思った以上にスピードもあっていいシュートが決まりました。2試合連続ゴールというのは素直に嬉しいです。ただ、これはチーム全員が守ってくれたからこその1点だと思っています。
Q:相手を無得点に抑えた守備陣の連携は非常にギラヴァンツ北九州の強みだと感じました。
A:今日はかなり押されていて、相手に多くのシュートを打たれながらも、無失点で抑えたことは自信になると思います。しかし、相手に攻め込まれる前に防げる部分があったとも思いますし、フォワードの自分からもっと守備ができるんじゃないか、守備に貢献できればあそこまでピンチはなかったと感じます。そこは反省しなければいけないところですが、やはり今日の試合で勝てたことが一番大事だと思います。
Q:監督も会見で言っていましたが、渡邉颯太選手との競い合いも活発になってきたて、嬉しい悩みと話されていました。その点についてはどう感じていますか?
A:一緒に切磋琢磨している仲間です。普段から仲が良くて、一緒にご飯に行ったりもしています。いい意味でのライバル関係だと思っています。僕がゴールを取れば颯太も刺激を受けてくれるだろうし、颯太がゴールを取れば、僕もやってやろうという気持ちになります。本当にいい関係性です。彼は天皇杯で2得点しましたし、今節では自分が結果を出さないとまたポジションを奪われるかもしれないという危機感もありました。それが良い形でチーム全体にも伝わっていて、フォワードだけでなく、他の選手にも言えることですが競争が激化すればチーム状態も上向きになると思います。