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2021明治安田生命J2リーグ
第16節

2021.5.30(日)

15:00KICK OFF

町田GIONスタジアム

試合終了

FC町田ゼルビア

FC町田ゼルビア

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ギラヴァンツ北九州

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メンバー

              試合経過

                データ

                  TODAY'S MACH PREVIEW VS
                  レーダーチャート レーダーチャート
                  得点パターン 得点パターン
                  ランキング ランキング
                  ホットゾーン ホットゾーン

                  待ちに待った今季ホームゲーム初勝利。皆さん、おめでとうございます。前節・大宮アルディージャ戦、今季ホーム8戦目にしてのホーム勝利は、かなり苦しみながら手にした、それだけにジワリと来る喜びを伴うものでしたね。これで連敗を2で止め、最下位からの脱出に成功しました。

                  しかし、喜んでばかりもいられません。今節のFC町田ゼルビア戦で仮に負ければ最下位に戻る可能性もあるわけですからね。そのあたりのことは当然、選手も認識しているようで、小林伸二監督は次のように明かしています。

                  「ホーム初勝利で練習に臨む選手の表情はやはり明るかったし、でも、蒸し暑い中、結構 負荷の高い練習もしましたが、選手はどれも非常に前向きに取り組んでくれました」

                  第12節・栃木SC戦で7試合ぶりの勝利を挙げた時にここで少々はしゃぎすぎたことを反省しているのですが、それでもやはり大宮戦については振り返らなきゃいけないでしょう。良かったところだけをかいつまんで、少しだけです。

                  まずルーキーの狩土名禅選手がトップの位置で今季初先発を果たしました。相手との競り合いで脇腹を打撲、骨折の疑いがあるということで(※結果、大事には至りませんでした)前半だけでベンチに下がりましたが、高さと速さ、強さを持つ狩土名選手がトップに入ることで、ボールの運び方に変化が生まれました。

                  「ゼンには速さがあるからスペースへのロングボールを蹴っても良いし、高さがあるから浅い位置からのクロスも入れられる。そういうボールを使っていくことで相手の最終ラインの前やセンターバックとサイドバックの間にスペースができるから、そのほかの選手がそこを利用できるんです」(小林監督)

                  ボールの動かし方に変化が出るということは攻撃に多彩さが出るということです。そういう特徴を持つ狩土名選手が相手の守備陣の意識や視線を変えてくれたおかげで、後半開始から狩土名選手に代わってピッチに入った佐藤亮選手の背後へ抜け出す特徴的なプレーが生きて、勝ち越し点につながったとも言えます。

                  佐藤亮選手に出した髙橋大悟選手のパスも素晴らしかった。佐藤亮選手の特徴を十分に理解しているからこそのワンタッチパス、ブラボーでした! 個の特徴を周囲が引き出す。これが『チームとしてつながる』ってことでしょう!

                  その佐藤亮選手のゴールは彼自身にとって第2節以来の今季2ゴール目。ケガから復帰後初めての得点でメンタル的にも落ち着くはずで、今後の活躍につながっていくはずです。

                  そして、3点目を奪ったのが生駒仁選手。「セットプレーで取りたい」と言い続けていた、高さを生かしたヘディングによる自身Jリーグ初ゴールは生駒選手の自信に、またチームとしての自信にもなるはずです。

                  結局、大宮戦の3ゴールのうち2ゴールはセットプレー絡みのものでした。1点目のオウンゴールは髙橋大悟選手の質の高いFKが誘ったものですし、生駒選手のヘディングゴールは針谷岳晃選手の左CKからのもの。さらに終盤でオフサイドと判定で認められませんでしたが、髙橋選手が蹴った左CKをニアサイドに入った西村恭史選手が頭で流して、ファーサイドの前川大河選手が押し込んだのも、やはりセットプレー。

                  「大宮戦用というのではなく、今季はセットプレーから得点を挙げようとかなり練習にも時間を割いていました。その成果がようやく出たというところ。セットプレーで点を取れる、というのは勝点を重ねていく上でとても大事なことですからね」(小林監督)

                  精度の高いキッカーがいる、高さのある選手が揃っている。ようやくトレーニングの成果が出たセットプレーに今後は大いに期待していいんじゃないでしょうか。

                  では今節の町田戦についての話に移りましょう。端的に言うと、とてもやっかいな相手です。ここ4試合は2勝2分けの負けなしで現在6位。その実力は第9節でFC琉球に3-0、第14節で新潟に2-1と、好調2チームに対して今季初黒星をつけたチームなのです。

                  ランコ・ポポヴィッチ監督が2年目の指揮を執っている町田の印象を小林監督は次のように話します。

                  「ポポさんは非常に熱い監督さんで、チームスタイルもそれが影響していて、ファイトあふれるプレーを前面に出してきます。球際のところは非常に激しく来るし、守備も前線からどんどん圧力を掛けてくる。とにかくアグレッシブ」

                  「新潟戦はその特徴がよく表れた試合で、前半序盤から前からどんどん圧力をかけてすぐに2点を取った(1分と11分の得点)。その後、ハードワークを維持して、新潟の攻撃に耐えて逃げ切ったんですよね」

                  「やろうとすることはすごくシンプル、でも理にかなっている。攻撃はシンプルなんだけど単純ではない。ちゃんと相手の出方を見てボールの運び方を変えてきますから」

                  「前にボールを当てておいて、それを落として後方からサポートに来た選手のパワーを生かす。グループとして前への推進力をつくるのがとてもうまい」

                  町田のストロングポイントが淀みなく小林監督の口から出てくるので、町田が今季いかに良い戦いをしているかと、その実力が十分に理解できるのですが、逆に「そんな相手から勝点を取れるのだろうか」との不安も大きくなってしまいました。

                  でも、小林監督の表情に焦りはありませんでした。つまり、それだけの分析ができている、整理されているということは対策も十分ということなのでしょう、そう理解しました。どんな対策を取るかは試合を見てのお楽しみ、ということになりますが、ポイントをいくつか挙げるとこうなります。

                  町田のハイプレスをかわしてボールを前に運べるか。その手段は? 圧力を受けながら、それでもパスをつないでかわすことにこだわるのか、時にロングボールを入れて圧力を回避するのか。あるいはその両方を使い分けるのか。

                  町田の推進力への警戒が必要だと理解した上でどんな策を取るのか。一度、前線にボールをつけて、それを後方からサポートした選手が受けて前進するというのであれば、ミドルゾーン、中盤の選手の守備力、守備の方法が大事になります。

                  このあたりを踏まえながら、試合を見れば楽しめるのではないかと思います。そして、前節・大宮戦は契約上の理由で欠場せざるを得なかったFW富山貴光選手とGK加藤有輝選手、そして第15節の警告2回による退場処分で前節は出場停止となったMF井澤春輝選手が出場可能となりますから、メンバー構成も楽しみの一つとなりますね。

                  今季初の2連勝達成を願って声援と熱い気持ちを送りましょう。

                  [文:島田 徹]

                  【5/30町田戦へ向けて】前川大河 選手インタビュー

                  監督コメント

                  [試合総括]
                  まず前半の入りが良かったこと、後半はどうしても引き気味になるので、色々な部分で構えた部分、プレスのかけ方というところをうまく修正して、後半も守備の入りが良かったと思います。ただ、ああいうゲームになったのを、丁寧にボールを回してひっくり返すまで行かないのが事実ですけど、今日はそういう中で競り勝てたというのは、すごく大きいと思っています。今シーズンはそういう形で勝てたことがないので、ここは大事にして次のホームゲームに向けてしっかり準備をして戦いたいと思います。
                   

                  Q:特に後半は現実的な戦い方での勝利になったと思いましたが、残りのシーズンこういう現実的な戦い方になっていくのか、これまで継続してきた理想のものを求めていくのかどういった考えでしょうか?

                  A:理想というより相手があることで。前半はちょっとうまくプレスがかからなかった。それは点が入ったということと、前線からプレスがかからなかったので後半はかけられたというところでチャンスを作れているんですね。そういう変化に合わせることができたということは大事だと思います。こういうプレッシャーの中で戦っているので、色々な部分があると思いますけど、もう少し色々な部分でボールが回せるようになればもっと違うと思います。
                  現実といっても相手があるので、押し込まれることもあります。大事にしたいのは2センターで回しているのをボランチが入って3枚になった時に我々は引くのではなくて、積極的に押し込むことができたというのは、これは少し違いはあるんですけど今までやっている前からのプレスが中間層でかかりだしたということにも言えるんですね。そういうところは少し見えてきたなということ。ボランチがやっぱり後半はボールサイドにスライドが速くなったというのは言えると思うので、そこも良かったと思います。相手の長谷川選手が真ん中にいるため、そこの真中が3人いるんですけど、2枚で連動しなくちゃいけないというところでスライドが遅ければそこを使われるわけで、その点が少しずつよくなったというのは後半の良かったところだと思います。そういう左右にスライドを速くするというところは、少しずつ良くなったし、初めてのボランチのコンビだったのも合わせて少しずつゲームの中で変化が見られたという意味では良かったと思っています。
                   

                  Q:久しぶりの無失点ですが、ディフェンス陣の評価をお願いします。

                  A:特に点を取ってからはきつかったと思います。受けて我慢強くというのはあまり得意ではないので、そこが少しずつできてきていますよね。どうしてもシンプルに背後を取るサッカーが多いので、そこに合わせる、取った時に少し繋げられれば違うと思うんですけど、なかなか繋げなかった。ただキーパーを含め全員で守れたというのは大事なことで、少し余裕ができると多分ボールがもう少し回ると思うんですよね。ボランチを経由して、特に針谷の所を使うと回せたので、もう少しあの辺を見つけたり、相手が閉まったらサイドバックをもっと使うというのができれば良かったのかなと思います。この順位で、良い時間帯に点が取れたとなると、自然と構えてしまう恐ろしさというのはあったと思いますけど、それをうまく乗り切ったキーパーを含めて守備としては良かったと思います。全員が頑張ってくれたと思っています。
                   

                  選手コメント

                  GK1 吉丸 絢梓 選手

                  Q:無失点での勝利となりましたが、試合を振り返ってください。

                  A:町田はボールが持てて、コンビネーションも上手くて攻め込まれる時間帯の方が多かったんですけど、11人プラス途中出場選手も含めて体を張って最後まで戦えた結果が無失点につながったかなと思います。
                   

                  Q:押し込まれる時間帯が続きましたが、ディフェンス陣でどういった声をかけたり、注意してプレーしていましたか?

                  A:相手の2トップの動き、背後を取ってくる動きに関しては一発で裏を取られないように声はずっとかけていて、攻め込まれる時間が多かったですけど、耐えること、我慢することというのは守備のみんなで声を出してやっていました。
                   

                  Q:町田の鄭大世選手とドゥドゥ選手が前線にいた時の攻撃の迫力はゴールキーパーとしてどう感じていましたか?

                  A:誰が入って来ても守備でやることというのは変わらないと思うので、そこに関してはロングボールが多くなってきましたけど、別に慌てることはなく対応していけばいいかなと思っていたので。特に意識していたかというよりは、いつも通りという感じでやっていました。
                   

                  Q:まずは今日の勝利を喜びたいところですが、一方でキャンプの時から積み重ねてきたことが出て来ればという戦いだったと思いますがいかがですか?

                  A:後ろからビルドアップはしたかった部分もありましたけど、そこで無理に繋いで取られてカウンターというのは避けたいという話は中でしていて。できる時にできることをやろうと声をかけていたので、そこはできればベストですけど、できなくても勝てたというところが良かったのではないかなと思います。
                   

                  Q:次節に向けての意気込みをお願いします。

                  A:次も上位の相手ですけど、こういうところで勝っていかないと上にはいけないと思うので、また勝てるように1週間練習して頑張っていきたいと思います。
                   

                  MF10 髙橋 大悟 選手

                  Q:今日の試合を振り返ってください。

                  A:チーム全体で連勝に向けて準備してきたことをしっかり出せたというのと、全体的に体を張って我慢できたかなと思います。
                   

                  Q:素晴らしい先制ゴールでしたが、ゴールシーンを振り返ってください。

                  A:立ち上がりだったので思い切って。ああいうふうにパスを出して動いてもらうというのは自分の特徴でもありますし、そこを立ち上がりというのもあって思い切って出せたかなと思います。
                   

                  Q:得点シーンですが、ボールを受けて前を向いた時に一瞬間があったとも思いました。どういったことを考えていたのですか?

                  A:2つ考えていました。まずは外にもう1人選手がいたと思うんですけど、1つ運んだ時に相手が閉めたら外に出そうかなというのと、あとはキーパーとの駆け引き、自分から見て近いコースに1度打とうとして、ファーサイドに蹴るという駆け引きはしました。
                   

                  Q:すごく早い時間帯に先制してその点を守りきると言うか、1点リードしたまま試合を進める中で、選手たちの心理状態というのは守り切れるという感じだったのか、いかがでしたか?

                  A:全体的に僕らも守りに行ったつもりはないと思います。もう1点、もう2点取りに行ったというのと、やっぱり守備陣に感謝したいです。前線の選手はもっと後ろを楽にするために点数を取りに行かないと、取れないといけないのかなと思います。そのチャンスもありましたし、あとはもうちょっと多くチャンスを作らなくちゃいけないと思います。
                   

                  Q:攻撃に切り替わった時にちょっとミスが目立ったかなというところもありましたが、その辺りは相手の圧力があったのか、自分達の問題だったのかどちらですか?

                  A:やっぱり相手も切り替えも速くて、前からしっかりプレスをかけてきてそこは素晴らしかったというのももちろんありますけど、全体としてもう少し自分たちの時間を作れたんじゃないかなと思います。それは1人1人が距離感良くポジションを取ったらもっとうまく回るんじゃないかなというふうに個人的には思います。
                   

                  Q:次節は3連勝をかけてホームでの戦いとなりますが、意気込みをお願いします。

                  A:ホームで長く勝てていなくてこの前の試合で勝てて、やっぱり喜んでくれる人たちがすごくたくさんいるというのを改めて感じたので、またホームでしっかり勝てればと思います。
                   

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