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試合日程・結果

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2020明治安田生命J2リーグ
第28節

2020.10.21(水)

18:30KICK OFF

サンガスタジアム by KYOCERA

試合終了

京都サンガF.C.

京都サンガF.C.

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ギラヴァンツ北九州

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メンバー

              試合経過

                データ

                  TODAY'S MACH PREVIEW VS
                  レーダーチャート レーダーチャート
                  得点パターン 得点パターン
                  ランキング ランキング
                  ホットゾーン ホットゾーン

                  『あと一歩』の試合が続いていた中で、前節の長崎戦は『あと半歩』と表現できる試合となりました。ディサロ燦シルヴァーノ選手の先制ゴールのあとうまく試合を運んで勝利目前となりましたが、終了間際にセットプレーで1点を失い、引き分けに終わりました。さぞかし肩を落とされた方が多かったことでしょう。しかし、「それでも半歩、前進した」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。確かに、2位・徳島ヴォルティスとの勝点差を1ポイント縮めたという視点で見れば、長崎戦のドローも価値があるということになりますからね。

                  7戦未勝利。この苦しい状態を小林伸二監督は「我慢の時期」と捉えています。しかし7試合、これはなかなかに長い時間と言えますよね。それでも我慢して戦う気力を維持するために何が必要なのかを小林監督に聞きました。

                  「同じ失敗を繰り返さないための、例えば前の試合で出た課題を修正することは必要。同時に、選手に『新しいものに向かって行っているんだ』と思わせるようなチャレンジも入れることが大事だと思っています。良いことと、できなかったことをみんなで共有して、良いところはさらに伸ばす、できなかったことは素早く的確に修正する。それは当たり前のことかもしれませんが、当たり前のことを当たり前に、ブレずに進めていくということ、それが運とか勝利を手繰り寄せる力にもなると思っています」

                  小林監督は「我慢ができる人は、やはりそれなりの成功体験を持っている人」と言います。それはベテランだから我慢できるという意味ではないということを理解した上で、それでも、あの選手の言葉がそこに結びついてきますよね。長崎戦後の岡村和哉選手の言葉に、思わず唸った方も多かったことでしょう。

                  「自分は“もがいているチーム”が結構好きだし、今みんなが良い方向に進もうとしている最中という雰囲気はあるから、もがいて、もがいて、もがき切って良い結果に向けられるように、その第一歩として次の連戦からまた全員で同じ方向を向くことが、すべてだと思います」

                  恐らく岡村選手はもがいて、我慢した先にちゃんと出口に到達したという成功体験を持っている選手なんだと思います。そういう成功体験を持たない選手に「大丈夫だ」と声を掛けるような言葉でもあると思います。岡村選手が言うように、今節の京都サンガF.C.戦からみんなで前を向いて、半歩ずつでも進んでいくことが大事だと、思えてきますよね。

                  さて、京都戦です。現在の京都は3連敗中、第25節・アルビレックス新潟戦、第26節・FC町田ゼルビア戦、前節のレノファ山口戦を落とし、第24節でジュビロ磐田に勝って5位だった順位も10位にまで下げています。京都の特徴と、3敗した試合の印象を小林監督はこう話しています。

                  「京都はチームとしてのボールキープ力が高い。それと、個でゲームを決定づける選手がいる。新潟戦はポゼッション力の差で徐々に押し込まれていった印象で、町田戦はボールに行く強さと切り替えの速さで町田に上回られたという印象です。個々の選手はうまいのですが、切り替えが鈍く、危ないと思った瞬間の戻りの遅さは目についたんですよね。山口戦は1点が痛かった、全体的には京都の良さが出たゲームだと思います」

                  新潟と町田がそれぞれに実践したことはギラヴァンツ北九州の持ち味でもあります。リズムよくボールを動かして攻撃の時間をつくる、ということはできていますし、攻守の切り替えの速さは前節の長崎戦も含めて、ここ最近の試合でも好調時のレベルに近づいています。このあたりは京都を相手にもしっかり実践したいところです。

                  小林監督が「個でゲームを決定づける選手がいる」と言うのは、もちろんピーター・ウタカ選手のことです。ここまで26試合に出場して18得点、J2リーグの得点ランク首位を走る選手。36歳ですが、スピードとスタミナは衰えしらず、高い技術で得点にアシストにと、攻撃の軸となる看板選手です。この選手をいかに抑えるかが勝利を収めるための重要なポイントになります。では、どのように? 小林監督とGK永井堅梧選手の言葉から探っていきましょう。

                  「京都はチームとしてボールを保持するんだけれども、ダイレクトプレー(※手数を掛けずにゴールへ直結するプレー手段)の意識も持ち合わせているので、後ろの選手も常にウタカ選手のことを見ていて、ウタカ選手が相手最終ラインで駆け引きをして有利な状況になった時には、それを見逃さずに一発でウタカ選手に合わせてくる。そこは気を付けたい。だからウチとしてはボランチが中を締めてウタカ選手へのパスコースを消す作業は大事になると思います」(小林監督)

                  「もちろん脅威ではありますし、ハイライト映像を見ても、パンチのあるキック、それから『そこからシュートにまで持ってこれるんだ?』と周りが驚くような意外性がある、それから強引なシュートもあります。ただ、彼のシュートを抑えるというところで言うと、僕にとってノーチャンスではないと思っているので、うまく駆け引きして上回ればいいと思います。駆け引きは、味方のディフェンダーを僕がうまく動かしながら、どこでシュートを打たせるか、ということも含みます。もちろん相手があることなので、全部がうまくはいきませんが、シュートを打つタイミングでうまく抑えることができれば防げるはず。個人的にはウタカ選手との対戦は楽しみです」(永井選手)

                  ウタカ選手の存在は北九州にとって間違いなく脅威ではあるのですが、良い刺激にもなりそうです。つまり、同じストライカーなら、そういう選手の存在に大いに燃えると思うからです。まずリーグ得点ランクでウタカ選手に続いて2位につけるディサロ燦シルヴァーノ選手です。ウタカ選手とのゴール数の差は「6」で、射程圏に捉えているとは言えない状況にあるので、同じピッチの上で差を少しでも縮めて圧力を掛けたいところ。ウタカ選手がここ2試合で得点がないのに対してディサロ選手は2試合連続得点中、勢いがあるのはディサロ選手と見ていいでしょう。

                  それからもう一人、町野修斗選手にも注目です。第18節・愛媛戦以降の出場9試合でゴールがない状況が続いています。前節の長崎戦でのパフォーマンスからも分かるように、決して不調ではないことは分かります。それこそチームの状況と同じで“あと一歩のところ”にあると言えます。それを本人も承知しているようで「早く取りたい。1点取れれば、また波に乗っていけると思うんです」と言います。

                  そんな町野選手にとって心強いのは、京都から近い故郷、三重県伊賀市から家族と親戚、それから関西在住の友達がスタジアムに足を運んで応援してくれることが分かっていること。「そういう人たちの前でゴールを決めたい、そして勝ちたいと思います」と気合が入っています。

                  トンネルの先にある光を目指して歩を進めようと懸命な選手たちの姿を、ぜひ見てほしいと思います。

                  [文:島田 徹]

                  前節のハイライト

                  監督コメント

                  [試合総括]
                  前半は思ったよりも重たかったかなという感じがします。押し込むよりもお互いが攻守があって裏が取れていたので、良いかなと思っていましたけど、残念な結果で点が取られてしまいました。その後に選手はいつも通り前からプレスをかけてラインをコントロールしてくれていたので、時間があった中で点が取れなかったのは残念だと思います。
                  後半についても、ボールサイドと幅広い攻撃は前半よりもできたと思うんですけど、最後のところがちょっとどうしても割れなかったというのは残念だなと思います。最後の3分の1のところ、運ぶ、広げる、そこからちょっとミスが出たかなと。あの辺がもう少し落ち着いて繋げられたり、シュートができたら少し良かったかなと思います。そこは次のホームに向けて良い準備をしていきたいと思います。
                   

                  Q:勝利から遠ざかっていますが、この苦しい状況を打破するために必要なことをどういう風に考えていますか?

                  A:今日は京都さんが中2日ということで、メンバーを若い選手やフレッシュな選手を入れてというところでシステムはどうかなと思っていましたけど、5-4-1でいつもやっているスタイルではなく、ボランチ2枚で堅く入ってきたんですね。それは理解しながらうまく適応できたと思います。ただそこから先ということを、押し込む中でやるとすごく難しいんですね。
                  両方が攻守がある中でということでいくと、どっちも点が取れるかなというところだったと思うんですよね。
                  失点をした後に向こうがちょっと受けて、我々が押し込んだ中で、特に後半は幅広い攻撃ができたので、前半は右サイドが多くて左に出てくるんですけどどうしてもまた右にというところで、前半に比べると幅が広い攻撃ができたので、点が取れるかなと思っていたんですけどなかなか…。
                  今回は少し、切り替えてはいるんですけど、ゲームに色々な意味で外敵が多くてイライラしたりというのは少しあったと思うんですよね、流されたり。そういうところがゲームに集中するより、そういうプレーやアクシデントとかで選手の苛立ちが出てしまうということはちょっと反省しなくちゃいけない。それはそれでゲームに集中してやっていく。若いチームですから、そういうところに方向が行ってしまうと、どうしても落ち着いて地に足をつけてやるということが今日は少なかった。そういうところの切り替え、状況の中で戦う、そして点を取っていく、もう1つ強いチームに成長していければ良いなと思います。全員が良い勉強だと思うんですよね。これがアウェイなのかもしれないですけど、ちょっと厳しい結果だなという風に感じています。
                   

                  選手コメント

                  MF17 加藤 弘堅 選手

                  Q:ここ3試合メンバー外が続いていましたが、その間にどういう準備をしていましたか?今日ピッチに立つ上で攻撃守備それぞれでポイントとしていたプレーを挙げてください?

                  A:外れていた時にしかできないこともありましたし、トレーニングもそうですけど、残っているスタッフの方と喋りながら準備していたのと、その3試合でチームを客観的に見れていた部分もあったので。ゲームの内容的には3試合とも悪くはなかったですし、また自分が戻った時に流れを壊さないようにというのは意識していました。
                  今日は先制されてしまったので、後半に入ってボールを持てている中でもちょっとリズムが前半なかなか出ていなかったので、うまく揺さぶりをかけながらどこかで間なり相手の隙を見つけるようにというのは意識していました。守備は1点先制されていたので、京都さんがよりカウンターと言うか、ピーターウタカ選手に対して起点を作ってくるというのはイメージしていたので、そこはセンターバックと喋りながらゲームに入りました。
                   

                  Q:今おっしゃった見えてきたものというのは、今のチーム状況を脱する時に役に立ちそうなことはありましたか?

                  A:実際にゲームによって、先制しながら追いつかれたゲーム、甲府戦は追いついて結局最後に点を取られてしまったり、群馬戦では点が取れず0-0で終わったり、それぞれのゲームの中で課題というのは違うと思うんですけど、自分が入った時に、出ていない時にあるチーム状況プラス自分が出ることで特徴を出せればと思っていました。僕が外れてからは川上が出ていましたし、実際今回も川上と代わって入って、竜(川上選手)はどちらかと言うと、バランスが取れて守備にも速かったりセカンドを拾うのが速かったりするので、自分がそれをチームの色として消さないようにしながら、よりボールに絡んでいけたら良いのかなというのは思っていました。
                  ゴールに直結するプレーができれば良かったんですけど、京都さんが5枚後ろに引くことによってより堅くなっていたので、そこはちょっと今後の課題かなと思います。
                   

                  Q:京都が自陣で引き込んで守る中で、どういうところからゴールの道筋を建てようというイメージだったのでしょうか?

                  A:前半に失点してしまってから、ちょっと押し込む時間帯で僕が見ていたイメージですけど、右サイドとかで攻撃を何度もうちが作ろうとしている中で、客観的にグラウンドの外から見て中の状況がなかなか動いていなかったので、1つは幅広く両サイドをうまく相手の中盤のスライドをできるだけ多くさせることによって、京都のディフェンスラインに対して勝負できる回数は増えるのかなと思っていたのと、押し込む時間帯が多かったんですけど、攻められている時によりカウンターと言うか、引かれてしまうとやっぱり堅くなってしまうので、実際ディサロ(燦シルヴァーノ選手)に決定機があったと思いますし、その揺さぶりという意味では何分かは覚えていないですけど僕から福森に出したボールが相手のディフェンスラインの裏に通って、そこで最後ちょっと質が出れば点が取れたと思うので。幅というのは意識しました。
                   

                  Q:加藤選手が在籍していた時から話があったスタジアムがようやくできたのですが、実際プレーされていかがでしたか?

                  A:僕が加入する時に翌年できるという話で京都には入らせてもらってから12~3年経って、色々な都合というのはあると思うんですけど。僕が在籍している間にできたら良かったなという感想はありますけど、そういう新しくできたスタジアムのピッチに立てたというのは、他のクラブに新しくできるスタジアムとは違った感情と言うか嬉しさと言うか、そういうのはあったので、実際にピッチに立てて良かったと思います。
                   

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