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2020明治安田生命J2リーグ
第13節

2020.8.19(水)

19:00KICK OFF

NACK5スタジアム大宮

試合終了

大宮アルディージャ

大宮アルディージャ

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ギラヴァンツ北九州

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                  TODAY'S MACH PREVIEW VS
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                  得点パターン 得点パターン
                  ランキング ランキング
                  ホットゾーン ホットゾーン

                  前節のFC町田ゼルビア戦を2-1で物にして、クラブ新記録となる6連勝を達成。試合消化が1試合少ないチームがあるために「暫定」という形ではありますが、2位へと浮上しました! いや、実に素晴らしいことです。

                  そして素晴らしいと感じたことが、また別にあります。まず一つ目。町田戦で先制ゴールを決めた町野修斗選手が試合後に「後半に課題が残る試合だったので、6連勝したのですが、試合後は良い雰囲気ではありませんでした」と話していました。このあたりをチーム最年少の椿直起選手がこんなふうに補足してくれました。

                  「6連勝したにもかかわらず、ああいう雰囲気になるというのは、今のチームが追及しているレベルの高さの表れ。もっともっと上を目指そうという気持ちがもたらした雰囲気だと思います」

                  こういうチーム内意識の高さが好調の要因の一つであることは間違いないでしょうね。そしてそういうムードになるのは、小林伸二監督が“もっと高みを目指そう”という意欲的な考えを常に選手に提示していることも大きいように思えます。では、6連勝を果たした選手たちに小林監督が求めた“さらなる高み”とは何だと思いますか? 7連勝? いやいや、指揮官はこう言ったのです。

                  「7連勝を狙うぞ、と、私が言わなくても選手は意識していると思います。だからそこはあえて言っていません。代わりに『一番(首位)取ってみよう』と言いました。首位にいることで相手の出方も、周囲の反応も全然変わってきます。それをこの早い時期に経験しておくのも、選手には良い勉強になると思ってね。もちろん、首位に立ち続けるなんてそう簡単にできるもんじゃないと分かっていますが、一番になった時の心理的プレッシャーはもちろん、例えばそこから下の順位に落ちたときに何を感じるか、どういう気持ちになるのか、その気持ちがそれぞれのプレーにどう影響するのか、周囲の人たちの反応はどうなるのか、そういうことを経験することはとても大事だと思っていて、その経験も一番になって初めて手にできるもの、そこに行かないと絶対に分からないことだから、一番を1回経験してみようや、と選手に言いました」

                  経験豊富な指揮官が言うことは違います。7連勝とか10連勝よりもずっと先を見据えて、「とりあえず経験してみようや」と言える懐の深さ、実に素晴らしいと思いませんか?

                  さて、ハードな日程で進む5連戦の第4戦目はアウェイで、しかもかなりの強敵との対戦です。ギラヴァンツ北九州よりも1試合消化が少ないながら4位につける大宮アルディージャが相手です。2年目の指揮となる高木琢也監督率いる大宮は今季、開幕4連勝と好調なスタートを切りましたが、ここ3試合は未勝利と、少し停滞ぎみ。しかし、タレント力を含めて今季J1昇格候補の一つに挙げられる地力を持つチームであることは間違いありません。勝利がないここ3試合の大宮のゲームを映像で見た小林監督が感じた大宮の印象はこうでした。

                  「基本的には前からプレスをかけて、ショートカウンターから1点を取ったら、あとは堅く試合を運ぶというのが基本スタイルだと思います。町田戦の翌日はオフだったので、第10節・新潟戦(1-1)、第12節・磐田戦(2-2)、前節の山口戦(0-1)の映像をじっくりと見ました。負けた山口戦はそれまでの戦いよりも多くメンバーを代えていて、そのせいか少し元気がなかった。クロスを含めたワイドからの攻撃ももちろんあるのですが、その3試合では中央からの攻撃にこだわっているように見えましたね。ダイレクトプレーで中央を割っていく形です」

                  大宮戦で勝点を獲得するためのポイントは、ここ3試合で4失点を喫しながら、それでもリーグ最少タイの堅実な守備をどう崩していくかがまず一つ。これに関して小林監督は次のように話しました。

                  「大宮さんは守備時には3バックから5バックの形に、そして中盤を4人とする『5-4の守備ブロック』を組んできます。スペースを人で埋める、という考え方ですね。これを破るのは簡単なことではないのですが、ウチとしては焦れずに、横の揺さぶり、縦を突く、ということを繰り返して、守備ブロックにできる隙間を粘り強く探し続けることが必要になります。もちろん、そうしている間に、ボールを相手に引っかけられてカウンターに遭うこともあるでしょう。でも、カウンターへの警戒をきちんとしながら、それでもまた同じことを繰り返す勇気、チャレンジし続ける気持ちが大事になるでしょう」

                  大宮の堅い守備ブロックを崩すためにボールをリズムよく動かすことがポイントになるという指揮官はまた、ドリブルもカギを握ると話しています。ドリブルと言えば、やはり椿選手ですよね。彼に大宮戦での自分のプレーをイメージしてもらいました。

                  「大宮は5-4のブロックを組んで守る時、全体のラインの位置が低いから、これまでの対戦相手のように、僕らサイドハーフへの圧力がそこまで厳しくないはずなので、少し余裕をもってボールを受けられるのかなと。そこで前を向いたときに僕が相手の1枚をはがせたらいいと思っています」

                  しかし、大宮はカウンターが得意。仮に椿選手がドリブルを仕掛けてボールを奪われたらカウンターを食らう危険性も潜む。

                  「ドリブラーはいつもそこの紙一重のところで勝負しているところがあります。ドリブルで抜けばチームが優勢になるが、取られたら劣勢になる、という意味で。でも今の自分は縦へ抜ける自信があって、それがあるからカットインも効くし、仲間との連係もあるというふうに選択肢を持てている状況なので、怖がらずにどんどん仕掛けていきたいと思います」

                  堅いブロックに何度もぶつかって穴をあけようと試みる椿選手の姿が想像できます。それもまた見どころの一つになりそうです。では、守備に関してはどうでしょうか。大宮はカウンターや、両ワイドのクロスを生かしたサイドアタックに加えて、今季は中央突破にもこだわりを見せると小林監督が分析しているように、1トップ2シャドーの形を取る大宮の攻撃陣をいかに抑えるのか、特にシャドーの一角に入ると予想される奥抜侃志(おくぬき・かんじ)選手のドリブルにどう対応するかは重要になってきます。このあたりのことを、リーグ再開後の11試合でチーム唯一のフル出場を果たしている村松航太選手に聞きました。

                  「シャドーにはドリブラーが揃いますが、1対1の対応には僕は自信を持っています。どういう対応をするか? 感覚的な話になりますが、相手を焦らせておいて、僕を抜きにかかるタイミングで取りに行く、という感じですかね。遅らせて遅らせておいて、相手が焦って出てきたときに、ボールをつつく、そんなイメージです」

                  実は、大宮戦に向けて燃えている選手の一人が村松選手です。前節・町田戦で一番悔しい思いをしている選手で、その悔しさを、大宮戦での勝利、あるいは第8節・徳島戦以来となる無失点実現で晴らしたいと思っているからです。

                  「町田戦の失点は完全に僕のせいです。アシストをした安藤瑞季選手に体を当てるところまでは良かった。そこで相手の態勢を崩せていたら外に追い込めたはずですが、体を当てたのを逆に利用されてターンされたという感じ。体のぶつけ方、行くタイミングをもう少し見られれば、というのが反省点です。2-1の試合が3つ続いていて無失点というところを狙っていただけに、悔しいし、もったいない試合になりました。ただチームとしてみれば後半の内容が良くなかったのに、それでも勝てたことを前向きにとらえて、大宮にぶつかりたい。そしてこの5連戦を全勝で終えたいので、次も勝ちを取りたいんです」

                  強敵を相手にチームとしてどうぶつかっていくのか。7連勝はなるのか。勝点わずか1ポイント差のV・ファーレン長崎を抜いて『一番』になれるのか。ディサロ燦シルヴァーノ選手の出場6試合連続ゴールはなるのか、そのディサロ選手と町野選手の4度目のアベックゴールは? いろいろな意味で見逃してはいけない一戦だと思います!

                  [文:島田 徹]

                  前節のハイライト

                  監督コメント

                  [試合総括]
                  立ち上がりはちょっとしんどかったと思います。うまく回されたんですけど、そういうところを凌いだというのと、いいタイミングで飛び出して行ってうちにとってはすごくラッキーだったと思います。少しずつ自分たちでボールが回せるようになってきたというのが2点目につながったと思っています。守備については、うまくいってたなと思っている前半でした。後半はカードを切ってきてシステムが変わったことによって、前にスピードがある選手がいるとなかなか難しい。そういうところは個人では難しいので、足を動かしてグループで守るというところはもっと量から質を上げていけるように、なれば良いのではないかなと思います。
                  ですけど、素晴らしいゲームができて、これで勝ち点も積み重ねることができたので、良いゲームになったと思います。

                  Q:今日2得点したディサロ燦シルヴァーノ選手は出場した6試合連続ゴールですが、昨シーズンからの成長や好調の要因はどこにあるとみていますか?

                  A:中断期間開けの頃まだスタメンじゃない時に、動きがすごく良かったんです。練習の時にシャープに動けているという話を本人もしていました。そういう中で点が取れて、足元に入ったりシュートを打つときに、ストライカーは点が取れるとああいう風になると思うんですけど、ものすごく力が抜けているんですよね。足元は弾く選手だったんです、去年までは。それがトレーニングでのポゼッションとかもパッと収まるし、良いポジションを取れるし、そういうところのトレーニングの違いと、ゲームでしっかりキープするところ。フリーだったらスクリーンだったりターンだったりするところがうまくできていることが、同時にスクリーンターンで点が入ったりしているので、ますます力が抜けて自分の判断がゲームの得点に直結しているという風になっていると思います。今日の1点目はとてもラッキーだったと思いますけど、あそこを諦めずに走っているからああいうことが起こっているんですね。
                  そういうことを含めて今のところ常にプラスになっていると思います。やることをやる。走って走り続けてポジションを取る。きちっと周りを見てプレーをするということはいい形でできているので、引き続ききちんとやる。良いポジションを取ってちゃんとやる、ということがさらなる成長に繋がると思います。足が止まり出したら技量だけになってしまい、なかなか難しいので今の状況を忘れずに、驕ることなくやって欲しいなと思っています。
                   

                  Q:今日は元J1の大宮アルディージャに快勝したということで、手応えがあると思いますが、昇格争いについての手応えや課題はどう感じていますか?

                  A:まだ考えてないです。こういう過密日程の中で戦うということは、怪我人も出ますし、動いてプレーしているのが足が止まるという危険も当然あるんですね。まだ3分の1しか終わっていないので、いい勢いではありますけど、そういう甘いものではないと思っています。ただこういう刺激がある中で、良いトレーニングをしてゲームにチャレンジするというのは、伸びる要素だと思うので大事にしたいと思います。
                   

                  Q:今日は國分伸太郎選手がいない状況でしたが、出場した新垣選手も得点に絡み、ボランチの髙橋選手も良い配球を見せるなど素晴らしい構成に映ったのですが、今日の収穫や評価をお聞かせください。

                  A:練習では髙橋大悟をボランチに使ったりすることがあります。公式戦ではなかったので、大きなところでもありました。相手が1トップというところで、ちょっと回し方も工夫するというところはありました、慣れているサイドハーフの髙橋大悟をボランチにおいて、そこに新垣を入れました。新垣も5バックになった時に、ドリブルで持ち出したりというのができないだろうかというところでできたこと、彼が得点できたこともうまくいったと思います。新垣は右も左もできますので、前の選手のモチベーションが上がったことと、ボランチとして髙橋大悟が出てきたということ、今日は弘堅(加藤選手)に替わって藤原を使いましたけど、そういうこともできたのですごく良かったと思っています。髙橋についてはそつなくやってくれたという風に思って正直言ってびっくりしています。
                   

                  Q:今日の大宮アルディージャ対策というのはどういう風な考えをお持ちでしたか?大宮は前節から8人選手が変わっていましたが、それでも攻略できたというのはどういったことが原因でしょうか?

                  中2日で次のゲームという意味では大宮さんはすごいきついんですね。そういう意味ではメンバーが随分いるので、どういう風に出てくるかなと。サブに個人技とスピードある選手を準備しているなという感じがしました。システム的には3-4-3で、多分前からかかってくるだろうなというところで行くと、少しチームの持ち出しを工夫はしました。そこはうまくいったと思います。そう言っても前半15分くらい押されましたけど。あそこで失点をしなかったということが大きかったと思います。そのままプレスがかからないような状態で、今度は我々がボールを持ち出せたのでそこは助かりました。5バックですけど、ゴールサイドのスライドがしっかりしていて、そういう意味では縦の攻撃と幅広い攻撃を繰り出すのは効果的になるかなというところは、うまくいったのではないかなと思っています。そういう中で点が取れたというのは、私たちにとってはすごく大きかったと思います。ボランチが替わりましたけど、後方からボールを持ち出すという意味では、時間が経つにつれてだんだん良くなってきたので、それもすごく良かったなと思っています。すごく良いボールの持ち出しをしてくれたと思ってます。
                   

                  選手コメント

                  FW9 ディサロ燦シルヴァーノ 選手

                  Q:今日はプロ初の複数得点となりましたが、その感想とそれぞれの得点の得点シーンを振り返ってください。

                  A:点は連続で取れていたんですけど、複数得点というのはできていなかったので、それについては前々から意識していて達成できてよかったと言うかホッとしています。
                  1点目は、健太君(福森選手)からのアーリークロスというのはよく話し合っていた形だったので狙っていたんですけど、短くなったなと思ったんですけど相手のミスで結果的に自分のところにこぼれてきたので、それはラッキーでした。ファーにもニアにも打てる格好を取って、キーパーを最後まで見て決められて良かったです。
                  2点目は拓さん(永田拓也選手)がマチ(町野修斗選手)にバイタルにつけて、マチが左右に抜け出した時に顔が上がるまではふらふらと走っていて、相手に捕まえられないようにしていて、顔が上がった瞬間にニアにスピードアップして相手にも捕まらないように走り込んで、あとは枠に収めることを丁寧にやった感じです。
                   

                  Q:去年から今季の初めまでは途中出場が多かったと思うのですが、今はスタメン出場が定着しています。ご自身で成長できている部分というのはどう感じていますか?

                  A:成長できている部分は、去年と比べるとボールを受ける時の落ち着きと言うかリラックスできているというところと、プレッシャーに行くときは100%でスプリントできるように力をぐっと入れてやる2つを、うまく自分の中で切り替えているとこは、去年より良くなっているかなと思います。
                   

                  Q:今日大宮アルディージャに快勝できたということで、チームとしても個人としても手応えがあると思います。昇格争いで注目を浴びている存在になっていますが、昇格に向けて今日の試合を経て心境の変化などあれば教えて下さい。

                  A:昇格ということは特に何も考えていないので、慢心せずに一戦一戦やることだけを意識したいと思います。
                   

                  Q:大宮戦の前まで5試合連続ゴールと絶好調でしたが、大宮はリーグ最少失点のチームでしたが、どういう風に攻略しようと思って臨まれたのでしょうか?

                  A:守備が堅いということはスカウティングでも分かっていましたし、でも得点も多くないということも分かっていて、2点3点と取ることができれば勝利がグッと近づくなということもわかっていたので、暑い中でも相手に合わせず自分たちのアグレッシブなサッカーをやることで試合を優位に進めようということを言っていたので、前半で3点取れたことが大きかったですね。
                   

                  MF14 新垣 貴之 選手

                  Q:今日はスタメン出場でしたが、監督からどういう指示を与えられていましたか?また、プロ初ゴールでしたが、そのゴールについての感想とゴールシーンを振り返ってください。

                  A:監督からは、チームとしていつも前からプレッシャーに行くというのはやっているんですけど、その同じことができるようにというのと、両サイドを仕掛けられるということで僕もバンバン仕掛けて個を出していければという指示でした。
                  ゴールを決めたのは正直マチ(町野修斗選手)が良いボールをくれたというのが全てだったので、あのタイミングで来なかったら僕も冷静にトラップできなかったし、外していたのかなと思っています。
                   

                  Q:堅守の大宮アルディージャに4得点ということで、息の合った攻撃が印象的でした。連戦でなかなか練習ができない中で、これだけ息が合っているというのはどういったところが理由だと思いますか?

                  A:僕はメンバー外もあったりして、メンバー外の練習もやっていたんですけど、その時に出ている人たちと一緒の事ができるようにと、それだけじゃダメだというもっと個人の良さを高めようというところがすごくあって、メンバー外の練習もすごくモチベーションが高くて。そういうところから、やっぱり去年とはちょっと違うのかなというところだと思います。
                   

                  Q:昇格争いの中で台風の目になってきたと思いますが、昇格争いという点ではどうお考えですか?

                  A:監督は毎試合のことがあって、上の順位でやれればすごく刺激がもらえるようというのは言ってもらっているので、やっぱりとりあえず勝つことというのは大事だと思います。去年も連勝とかあったんですけど、そんなにここまで勝てることはなくて、ここまで来たからにはずっと勝って、長崎が勝ったとしてもずっと追い続けて刺激を与え続ければ、いつかは1位に行けるのではないかなと思っているので、焦らず自分たちのサッカーをやっていければ、いつか結果がついてくるんじゃないかなと思っています。
                   

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