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試合日程・結果

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2019明治安田生命J3リーグ
第30節

2019.11.10(日)

14:00KICK OFF

熊本市水前寺競技場

試合終了

ロアッソ熊本

ロアッソ熊本

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ギラヴァンツ北九州

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メンバー

              試合経過

                データ

                  TODAY'S MACH PREVIEW VS
                  レーダーチャート レーダーチャート
                  得点パターン 得点パターン
                  ランキング ランキング
                  ホットゾーン ホットゾーン

                  今節のロアッソ熊本戦、次節のザスパクサツ群馬戦、このアウェイ2連戦が今季最大のヤマ場と言っていいでしょう。とはいえ、前節では過去2分3敗と苦手にしていたブラウブリッツ秋田から2-0のスコアで初勝利を挙げ、連勝を「4」に伸ばし、2位・藤枝MYFCとは勝点4ポイント差、3位の群馬とは5ポイント差、そして4位・熊本とは8ポイント差がついたのですから、そんなに大げさに緊張する必要もないでしょう……。という楽観的な考えを改めなければいけない、とこちらに思わせたのが小林伸二監督のこんな言葉でした。

                  「残り5試合、最後に何が起こるか分からないのが勝負の世界。長く勝負をしてきたからこそ、私はこれからの戦いに怖さを感じています。今度対戦する熊本もウチに負けたらJ2昇格が遠のくので何をしてくるか分からない、そこに怖さを感じます」

                  百戦錬磨の指揮官の口から『怖い』という言葉が出てきたんです。そりゃ、甘い考えなんて吹っ飛びますよね?もちろん皆さんも分かっていらっしゃるとは思いますが、『怖い=臆病になる』ということではありません。何が起こるか分からないから細心の注意と、相手への敬意を払いながら、真摯に、謙虚に、怖さはあるけれども失敗を恐れずに大胆にチャレンジしていく、今一度気を引き締めて戦い抜くんだ、というシーズン最終盤に向けての指揮官の決意表明であると理解しました。

                  では気を引き締めるために、勝利を収めた秋田戦の反省点から探っていきましょう。小林監督はまず、相手ボールを奪った後のミスの多さを挙げました。

                  「ミスが多くなったのは、奪った後にスピードアップして攻撃しようとしてプレーの精度が落ちたからです。最初からスピードを落としてボールを前に運べば、うまく回せるところまでは来ている。でも、それじゃあ、フィニッシュまでなかなかたどりつけないんです。多くのチャンスをつくり、得点の可能性を高めるにはスピードアップした中でプレー精度を上げる、というチャレンジをしていく必要があるんです。だからまずはスピードアップ、それが無理な状況になったらスピードダウンして後ろの選手も使いながら、もう一度攻撃をつくり直す。そういう判断ができるようになれば、奪ったボールを失う回数も減っていくということです」

                  小林監督が挙げた秋田戦での反省点の2つ目がクロス対応でした。

                  「ゴール前でちゃんと準備をして、しっかり締める、ということはできるようになりました。でも、秋田戦ではクロスを上げる相手選手へのアプローチが甘かった。中央を締めなければいけないという意識が強過ぎたことが原因かもしれませんが、そこがおろそかにならないように熊本戦までの練習で行うつもりです」

                  クロスを上げる選手へ素早く、厳しく寄せていくことは、特別に難しい作業ではないのですが、相手のFWや2列目の選手に得点力が高い選手がいた時はそこへの警戒意識が強過ぎて、ゴールから離れている配球元への警戒がついつい甘くなるのでしょう。そして3つ目の反省点がバックパスについてでした。

                  「秋田戦の序盤にセンターバックとキーパーの息が合わずにバックパスが危うく自陣ゴールを割りそうになりました。たくさんのお客さんに来ていただき、特に試合序盤は大きな声援をいただくので選手同士の声が聞こえづらくなりますから、注意が必要なんです。相手の逆を突く、というプレーは大事なのですが、試合の入りは確実なプレーを選択するべきだということを改めて感じましたね」

                  これら、秋田戦での3つの反省点は、実は今節の熊本戦に向けての大事なポイントでもあるのです。例えば、1つ目の相手ボールを奪った後のボールロストに関しては、1-2で敗れた第10節、前回対戦時の1失点目のようにカウンターを受けるリスクが高まります。

                  2つ目のクロスを上げる選手へのアプローチに関しては、左サイドバックの高瀬優孝選手が前回対戦時に2ゴールに絡んだ選手なので、特に良いクロスを上げさせない対応が不可欠です。

                  そして3つ目のバックパスについてですが、そうそうないこととはいえ、熊本のFW北村知也選手はスピードがあり、そういうミスやパスカットをしたたかに狙っている選手なので、やはり細心の注意が必要になってくるのです。

                  熊本戦のポイントをほかに挙げるなら、高瀬選手がいる熊本にとっての左サイドと、ボランチ経験のある右サイドバック黒木晃平選手と、前線に積極的に飛び出すボランチ岡本知剛選手が絡む右サイドでは攻撃の組み立て方が違うので、そこへの対応の違いをしっかりと理解して実践していくことが必要になります。

                  さらに、かつて北九州に在籍したFW原一樹選手への警戒は怠ってはいけません。最近はゲーム終盤からの出場が多くなっていますが、第24節の、やはり原選手にとっての古巣であるカマタマーレ讃岐との一戦では出場7分間で貴重な同点ゴールを挙げ、第26節のカターレ富山戦でも出場20分で同点ゴールを決めて、いずれもチームに貴重な勝点1ポイントをもたらしているのです。その決定力と勝負強さは北九州にいたころと変わっていないということです。

                  前回対戦した第10節ではほとんどの時間でボールを握りながら敗れたわけですが、2つの自らの判断ミスが2失点につながり「試合を壊してしまった」とGK高橋拓也選手は猛省しました。「ミスにはとことん向き合う」と言う高橋選手は精神的にも立ち直ってみなさんもご存じのように今も素晴らしいプレーを続けているのですが、やはり熊本戦に関しては思うところがあるようです。

                  「もう気持ち的には十分に回復しているけれども、今度のゲームで、無失点に抑えて勝つことで、個人的には完全払拭ということになるんでしょう。でもだからといって特に気負うことはありません。僕はいつも通りに、チームもこれまで積み上げてきた自分たちのサッカーを表現することに集中する。それが結果につながるんだと思います」

                  静かな表現ではあったのですが、気持ちがヒシヒシと伝わってくるような言葉でした。そしてもう一人、今回の試合会場である熊本市水前寺競技場での勝利にこだわる選手がいます。MF藤原奏哉選手です。

                  「僕は過去に一度だけ、水前寺でプレーしたことがあります。高校の時の選手権県予選の準決勝、僕らの前に試合を行ったライバルである大津高校が負けて、ヨッシャーと喜んでいたら僕らも負けてしまったんです。もう昔のことなのでアレですけど、でも、負けたスタジアムではなく、勝ったスタジアムと記憶を上書きしておきたいんです」

                  山口県出身ですが、熊本のルーテル学院高校でプレーしていた藤原選手にとっては少し苦い思い出がある水前寺ですが、「どこか本城にも似た雰囲気なのでリラックスして試合に入れるんじゃないですかね」と、特に緊張することもなく勝利に集中してくれそうです。

                  選手個人の思いがあり、またチームとしても勝点を積み上げておきたい大事な大事な一戦、熊本との九州ダービーには、多くのサポーターの方々が北九州から駆けつけていただけるはずですが、何と東京で「Kita Qフェス in TOKYO」のイベントの一つとしてパブリックビューイングが実施されます。東京からのエネルギーも加わり、大きな後押しを受ける選手も大いに燃えてくれることでしょう。その姿、絶対に見逃してはいけません!

                  [文:島田 徹]

                  前節のハイライト

                  監督コメント

                  Q:試合の総括をお願いします。

                  A:前半は前線からプレスがかかって良かったと思います。ただ、ちょっと慎重だったので、もう少し積極的に人を前にかけてやれなかったかなというのは残念です。後半は逆に立ち上がりが悪くて、ルーズボールを取られたり球際が弱くて、 ちょっと流れを持っていかれたというところがあって、どうにか凌いだと思います。 良い形で点が取れて、3枚前線のカードを代えてというところでいくと、後ろをいじるというよりもこのままチャンスがあれば前で得点をということを考えていたので、ちょっと残念ですね。相手の良いボールが確かに入ったことと、ドンピシャという所に合ったというのは上位対決だとやっぱり質が高いというのを見せられたなというような感じがします。こういうゲームが続くと思うので、1つ1つ良い準備をして戦っていく残りの4試合になるのではないかなと思っています。
                   

                  選手コメント

                  DF6 岡村 和哉 選手

                  Q:悔しい引き分けになったのではないかと思いますが、今のお気持ちをお願いします。

                  A:悔しい結果にはなりましたが、やろうとしていることは続けて出せていた時間帯もありましたし、もうちょっと前でプレスをかけて、後半は押し込まれている時間が長かったので。後は攻撃の面で決めきるというところだと思いますので、そこは改善していきたいです。上位対決なので負けなかったということは、こっちの方が優位に立てているということなので、次につなげられたら良いなと思います。
                   

                  Q:1失点はありましたが、終始相手のクロスを跳ね返していたシーンが多かったと思いますが、どういう対策で臨んだのでしょうか。

                  A:まずは上げさせないということで、ワタル(野口航 選手)が相手の高瀬さんの左足を切ること、それはできた部分もありますし、中をしっかりというのは出来てたんですけど。それができていたが故にセットプレーで失点してしまったのはもったいなかったとは思っています。
                   

                  Q: 失点シーンはどういった感じだったんですか?

                  A:相手が大きい選手を入れてきて、それでそのまま決められたという感じです。コーナーにしなくてもよかったんじゃないかなとか、色々反省点はあります。
                   

                  Q:個人的には原一樹選手とのマッチアップもありましたがいかがでしたか?

                  A:好きにやらせたくなかったし、ファウルで止めたりもしましたけど、やっぱり一緒のチームでやっていたからこそあの人の凄さというのは分かっているし。ちょっとでも隙を与えたらゴールを決められるというのもあるし、こういう切羽詰まった展開で原さんとかそういう選手たちと試合ができるというのは幸せなことかなと思います。なので、なおさら勝ちたかったです。
                   

                  Q:次は群馬戦でまた上位対決となりますが意気込みをお願いします。

                  A:熊本戦を引き分けたというのも、それは本当に群馬戦に繋げなければなんの意味もないので。しっかり1週間準備をして、チーム全員が目標に向かって一つの方向を向いてできているので、そこは続けながら改善するところは改善して、誰が出るかはわからないですけど出場した人は自分の力を発揮して、出場していない人はチームのためにやれることを考えるという強い集団として、また来週の群馬戦に臨んでいきたいなと思います。
                   

                  MF28 髙橋 大悟 選手

                  Q:悔しい引き分けになったのではないかと思います。

                  A:勝てる試合を引き分けにしてしまったというのはありますけど、アウェイで勝点1を取れたので前向きに捉えて、また1週間準備をしていきたいです。
                   

                  Q:ゴールを決めた後にサポーターの元に走って行きましたが、あの時はどんな気持ちでしたか?

                  A:ゴール裏を埋め尽くすほどのたくさんの方に来ていただいていただいて、サポーターの皆さんが後押ししてくれたゴールだと思うので感謝しています。でも勝点1になってしまったので、そこは申し訳ないなと思います。
                   

                  Q:次は群馬戦でまた上位対決となりますが意気込みをお願いします。

                  A:相手がどこであろうとしっかり戦って勝点3を取って、優勝を目指してと思っているので、一戦一戦良い準備をして皆でまた勝ちに向かっていきたいと思います。
                   

                  FW11 池元 友樹 選手

                  Q:今日の試合を振り返っていかがですか?

                  A:やはり勝ちたかった試合だったなと思います。立ち上がりから分析通り、狙い通りの戦いもできていたし、チャンスも多かったと思うので、その中でやはりプレッシャーと言うか、どこかチーム全体で硬くなってしまった部分はあったのかなと思います。
                   

                  Q:一方で勝点1は獲得した訳ですが、その点についてはいかがですか?

                  A:負けなかったという意味では良かったかもしれないですけど、今日は本当にたくさんの方が来てくれましたし、やっぱり勝ちたかったです。
                   

                  Q:あと4試合残っていますが、今後の意気込みを聞かせてください。

                  A:まずは今日の結果をしっかりと受け止めて次につなげたいと思いますし、これから本当に一試合一試合が大事になってきますので、またみんなで良い準備をして良い結果を出せるように頑張っていきたいなと思います。
                   

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