ギラヴァンツ北九州 GIRAVANZ OKAYAMA」ロゴ

試合日程・結果

low-header-bg
  • facebookアイコン
  • googlePlusアイコン
  • lineで送るアイコン
  • はてぶアイコン

2019明治安田生命J3リーグ
第5節

2019.4.7(日)

14:00KICK OFF

富山県総合運動公園陸上競技場

試合終了

カターレ富山

カターレ富山

-

-

-

ギラヴァンツ北九州

ギラヴァンツ北九州

 

  • スタジアム

  • 入場者数

  • 天候/気温/湿度

  • 主審

  • 副審

  • 第四の審判員

メンバー

              試合経過

                データ

                   前節のSC相模原戦、ミクスタまで足をお運びいただいた皆さんは特に興奮されたことでしょう。86分の失点で「あ~、連続無失点が途切れた~」「もしかして連勝も3で止まっちゃうの?」と弱気になった直後、佐藤颯汰選手の、あの超絶ループボレーが決まるんですからね。「ガックリ」からの「ヨッシャー!」までわずか1分。長い失望の後にやっと訪れる歓喜ももちろん良いのですが、瞬間で気持ちが切り替わるというのも格別でしょ? なかなか手にできない経験だと思います。

                   

                   ということで、その相模原戦で北九州は連勝記録を「4」に伸ばしました。みなさんご存知のように、2015年以来となる4連勝は北九州にとってはJリーグにおけるクラブ最多連勝のタイ記録となるのです。念のために言うと、開幕からの4連勝という意味ではクラブ史上初となります。そして今週末のカターレ富山戦にはクラブ新記録となる5連勝の達成が懸かっているのです。

                   

                   3試合連続の無失点記録が途切れた相模原戦ですが、無失点と同等の価値がある守備を披露してくれましたよね。特に後半です。実に14本ものシュートを打たれましたが、よく1失点に抑えました。特に長身FWのジョン・ガブリエル選手には後半だけで8本も打たれましたが、幸運も味方につけながら、全員が体を張りながらの粘り強いディフェンスを実践。その中心にいた岡村和哉選手が「いつかは失点するという認識がチーム内にはありましたから、無失点が途切れたということで焦るとか落胆することはありませんでした」との話からすれば、メンタル面でのリスク管理もしっかり取れていたということになります。そしてそれが直後の佐藤選手による勝ち越しゴールにもつながったのでしょう。

                   

                   では、1勝2分け1敗で10位につけるカターレ富山との今週末のアウェイゲームについて、どんな楽しみ方があるのかを考えていきましょう。連勝という好調の波にいる中で改めて課題を抽出するとしたら、相模原戦で1ゴール1アシストの大活躍を見せた加藤弘堅選手が「苦しい時間帯に押し返すことがなかなかできない」と話したように、劣勢時に粘り強い守備からなかなか効果的な攻撃につなげられないことでしょうか。相手ボールを奪った後、攻撃へと切り替える際のプレーの精度に物足りなさがあるということです。

                   

                   このあたり、なぜうまくいかないか、その理由を小林伸二監督に尋ねるとこんな答えが返ってきました。「押し込まれている時に何とか相手ボールを取ろうとするでしょ。その時の選手の体には力が入っている状態。素早く、激しく行くから力が入るのは当然。でも、ボールを取ってから攻撃へつなげる時、例えば前方にパスを出す時はある程度のリラックスが必要。リラックスすれば頭も上がって視野が広がるから的確なパスコースを選択できるし、余計な力が入っていないからパスの精度も上がる。力みからリラックスへ。言葉ですれば簡単だけど、実はこれが難しい。トップレベルの選手だってむずかしい。でも、それを習慣化することで徐々にできるようにはなる。だから焦らず練習での取り組みを続けるしかないんだよ」。

                   

                   言葉で簡単に表現する論理も実践には時間がかかるということを説いた小林監督がその後に口にした言葉があります。それは「スピードアップ」と「前向きのプレー」です。スピードアップは、一発のカウンターという攻撃の形を指すものではなく、さまざまな形のワンタッチプレーを入れることで組織的に攻撃のスピードを図るということです。そして「前向きなプレー」とはスピードアップにもつながるのですが、後方から来たボールを後ろに返して前を向いている状態の選手を生かすばかりではなく、返すと見せかけて自らがターンして前を向くプレーのこと。前向きの選手を使うことでもスピードアップはできるが、自らのターンでも同様な速さを生み出せる状況もあるので、それもできるようになってほしいと小林監督は言うのです。この二つを表現できれば攻撃に迫力も増すわけで、そうなれば守備に回る時間も減るということで、前記の『苦しい時間』そのものを減らせるというのが小林監督の考え。「だってウチは守備的ではなく、攻撃的に戦うことを選択するチームなんだから」。なるほどです! ということで、二つの要素について富山戦では注目してください。

                   

                   富山で警戒すべき選手として小林監督は花井聖選手と佐々木陽次選手の名前を挙げました。花井選手の素晴らしさは北九州のサポーターの皆さんならよくご存じでしょう。「フリーにしたら危険なパスを出す」(小林監督)存在ですから、常に見張っておくことが必要です。FCバルセロナに在籍するチリ代表MF、アルトゥーロ・ビダルのようにボールホルダーに猛然とアタックする川上竜選手が見張り役としてはうってつけ、どう猛な番犬役を任せましょう。そして佐々木選手は小林監督が徳島ヴォルティスで指揮を執っていた時のルーキー選手で前節のガイナーレ鳥取戦で終盤に貴重なゴールを挙げています。前節で得点しているという点で、その勢いにまずは警戒したいと言う小林監督は「両足でシュートを打てること、あとはドリブルがうまいこと」を技術的な警戒ポイントを挙げています。右サイドハーフを務める佐々木選手には茂平選手、新井博人選手、寺岡真弘選手と左サイドを担当すると予想される選手の協力態勢で封じ込みを狙いたいところです。

                   

                   7日の富山の天気は曇り一時雨となっています。きっと寒いんだろうと思いましたが最高気温は17度の予想。北九州の選手の体もきっとよく動く。5連勝、期待していいでしょう!

                   [文:島田 徹]

                  監督コメント

                  Q:試合の総括をお願いいたします。

                  A:立ち上がりの15分は富山さんの勢いが1つと、新しいチームで新人が多いので長旅の影響で立ち上がりがしんどく体が動かなかったというところです。15分から20分くらいからやっと落ち着きました。我々のシュートがバイタルのところで1本おさまってやっとリズムが変わって、少しずつ良い状態になった時に失点してしまったのはもったいなかったです。立ち上がりの15分は相手にバーに当たるシュートがあったりして、その勢いを感じたのがレフェリーだったんじゃないですかね、ちょっと残念だと思います。後半はうまく相手のシステムに合わせて立ち位置が変わったりして機能しだしたと思います。うまい形で中央を使いながらサイドに入れて、サイドからのクロスからうまく点が取れた、その前に右サイドも狙いたかったので左右からサイド攻撃ができればいいなという狙いをつけながらやれました。選手のリカバリーとリズムと狙いがピッチ上でうまく表現できたと思います。追加点は取れませんでしたが、勝ち点1を持って帰れるのは悪くないとは思いますけど、失点の場面の判定についてはちょっと残念です。

                  Q:後半に立ち位置を変えたということですがどのように変えたのですか?

                  A:相手のシステムは1トップで、ワイドじゃなくて内側に絞っていて、うちのボランチが食いつくとボランチの脇を使うというのを前半やられたと思うので、少しサイドハーフの立ち位置を変えながら限定をしていく守備はうまくいったと思います。逆にアンカーは1枚なのでそこをどう使うかというとこで行くと、池元(池元友樹選手)はうまく受けてたと思うんですがそうすると前にパワーがないので、あそこは思い切って外して2トップをより後ろで、バックラインとの駆け引きでサイドからのクロスで点が取れたというのはうまくいったと思います。左サイドだったら茂が意識してくれたということと、池元はそこのスペースを見つけていて悪くはなかったんですけど、クロスが入ると2トップにそういう迫力が出てくるので、レレ(ディサロ燦シルヴァーノ選手)を入れたのはうまくいったと思います。

                  Q:初めて先制され追いかける展開になりましたが、追いかける展開での攻撃はどう見ていましたか?

                  A:追加点を取られなかった、0-1で守れたというのは大きかったと思いますし、後半うまくリカバリーしたというのは評価しないといけないと思います。あの形で冷静に点を取った、ちゃんと中央にボールを入れながらワイドでクロスを入れて、もう1回くらいチャンスがあったと思うんですけど、クロスが両方から入ればいいなということで。入りが悪くてなかなか難しい状況でうまく凌いでいた矢先に、ああいう形で点を取られて選手はストレスだったと思うんですけど、そこをうまくリカバリーして勝ち点1を取ったというのは評価しなくちゃいけないと思います。

                  Q:ディサロ選手は2試合で2ゴールと素晴らしい結果を残していると思いますが、評価について。

                  A:開幕で良かったんですけどちょっとアクシデントがあって試合を離れたものですから、やっと先週くらいから痛みがなくてモチベーションも高くて、彼も戻ってきたというところです。前回は佐藤(佐藤颯汰選手)が途中から入って点を取っていたので、どっちだというところはありましたけど、今日のクロスのことを考えるとレレかなと判断しました。ゲームで1点取ると力が抜けていくのですごくいいと思いますし、今日もやってくれたという風に思っています。

                  Q:アウェイの長距離移動の後の立ち上がりは難しいとおっしゃいましたが、同じような事を先週富山の監督からも聞きました。やっぱりその点は難しいのでしょうか?

                  A:難しいですね。それとピッチが重いので、少しボールが走ればいいんですけどファーストは走りますけど次は転ばないのですごく負荷がかかります。我々もいくつか乗り換えて富山へ来たんですけど、それはそれで慣れてくるとスイッチが入りますけど、こういうことが初めての選手、大卒の選手はそうですから、意識はあるんですけど体がついていかないというのはあると思います。

                  Q:本人は平気だと思っているけど実際は体が重いということですか?

                  A:そうですね、動かない、重い、スピード上がらないということと、それ以上に富山さんの入りが良かったと思うんです。凄く積極的でかかってきてたというのはありますし、1点取った時に構えるので少し我々の方にリズムが出ますよね。そこでもう1点取られないようにうまく点を取ったというのはよくやれたと思いますけど、なかなか難しいですよね。我々もかかっていってもう1点取られると厳しくなりますし、そういうのを含めながら攻撃をして点が取れたというのは大きかったと思います。

                  選手コメント

                  FW9 ディサロ燦シルヴァーノ 選手

                  Q:途中出場で開幕以来の出場となりましたが、ピッチに立つ時はどんな気持ちでしたか?

                  A:僕がピッチに入った時は0-1だったので、自分の仕事は明確に点をとるということだったのでそれ以外は何も考えていなかったです。1点取れたことは良かったんですけど、チームを勝たせるという意味ではもう1点取れたら本当に仕事をしたということになると思うので、そこは次回取れるようにしたいと思います。

                  Q:ゴールシーンを振り返ってください。

                  A:とりあえず1回目の新井(新井博人選手)のクロスの時に自分を越えて、その後に足を止めずにまた健太くん(福森健太選手)が蹴る瞬間に詰められたという、1つ目を狙って来なかったけど2つ目を狙えたというところがゴールにつながったと言うか、ボールがこぼれてきた要因だと思うので、それは継続したいです。

                  Q:次のホームゲームに対する意気込みお願いします。

                  A:自分は1節目と5節目に出場して、出場した試合は2戦連発で点が取れているので、自分の中で3戦連発、4戦連発と記録を伸ばしていけるように、1番はチームが勝てるようにやっていきたいです。

                  MF17 加藤 弘堅 選手

                  Q:試合を振り返って

                  A:後半に修正して1点取り返して勝ち点1というのはリーグ戦ということを考えたらポジティブな内容だと思います。残り5分くらいはもう1点取りに行くチャンスはあったんですけけど、まだ負けていないのでそういう意味で勝ち点1は持って帰りたいという部分があったので、選手みんなで「1」を取りに行こうという話をして、みんなで意思疎通ができていましたし、選手は試合の後もロッカールームでポジティブでしたし、ホームでの戦いにつなげられるかなと思います。

                  フォトギャラリー

                  pagetop